その43
その次の日あたしはまた学校の校門付近で優先輩と奏先輩を待ち構える。
来た来た。2人とも楽しそうにしちゃって。
「おはようございます!優先輩!それと奏先輩!」
「あー、えーとおはよう、んー」
「み・さ・きッ!」
「岬ちゃんも今来たところ?」
「いーえ、待ってたんです!、優先輩をッ!」
えいっ!と奏先輩とは反対側の優先輩の腕に抱きつく。ついでに顔をすりすり。
ふふふ、奏先輩にはダメージが大きいようだ。とても言い表せない顔をしている。
「おい、くっつくないでくれよ、奏が困るだろッ!」
さすが優先輩ですねぇー、いつも可愛い奏先輩を見ているからあたしにはなびかないぞぉ?ですか?
「岬ちゃん、優から離れて!」
「嫌ですよー、私はこっちくっつくから奏先輩は反対側に黙ってひっついてればいいじゃないですか?優先輩、両手に花で憎いですねぇ!」
優先輩があたしを振り解こうとしているが構うもんか、絶対離さないよー。
そのまま下駄箱まで行ったところ
「あたしはここから別なんで!後は休み時間に会いましょう?ね!優先輩」
そしてそのまま自分の教室に行く事にした。
クラスに着くと友達AとBが話しかけてきた。
「さっき見たぞ、足立先輩と白石先輩と一緒にいたろ?ていうか白石先輩めちゃくちゃ可愛いな」
ブチッ!
「岬って足立先輩と仲良かったっけ?でもいくら岬でも白石先輩には勝ち目ないんじゃない?」
ブチブチッ!
「そんな事ないよ〜、奏先輩って優先輩としか付き合った事ないっぽいしぃ、あ
、奏先輩って優先輩と別れたがってたからあんた紹介してあげようか?」
「マジで!?岬って神だわ」
バーカ
夏休みまでもうちょっと。奏先輩、忘れられない夏休みにしてあげますよ?絶望的な意味で。




