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その39

奏が作ったホットケーキを食べ終えた、たまには俺も食器くらい洗おう。いつも奏がいる時は自分がやるからいいよと言ってさせてくれないからな。だけど任せてばっかりも気がひけるし。


食器を持ち洗おうとするとやはり

「私がやるからいいよ?優はコーヒーでも飲んでて」


「いつも奏にばっかりやってもらってるからたまには俺も洗うよ。それに奏は掃除とかして疲れてるだろう?このままなんでもやられるとダメ人間になりそうだしな」


「あー、なるほど。モテる優になられるよりかダメ人間の方が私は安心かも!何から何までお世話したくなっちゃうくらい優のこと好きよ」


「なんかヤンデレ発言みたいだな」


「うん、病むほど好きよ、優」

言ってる間に俺はさっさと手を動かし素早く食器を洗ってしまう。

デレている時の奏は油断しているようだ。


そしてさっき奏に言われた通り着替えを奏の部屋に持っていく。まさか俺と同じゴム買ってたなんてな。てかテーブルに置いてあるのにわざわざ俺に着替えを部屋に持ってっていいよと言うあたり‥

あの慌てぶりだと置いてあるのも忘れての事だったんだろうな。ちょっと面白くて意地悪言っちゃったけどな、そんなドジなとこも俺の心を綻ばせる。


夕飯も食べ終え、奏は風呂に入っていった。今日やる気なんだよな?

奏が長めの風呂から出てきて俺も風呂に入る。


奏の家の風呂に入るのは初めてだな、ついさっきまで奏も入ってたんだよなぁ、とか考えていたがその後の事を思うと頭からかき消されてしまった。


風呂から上がると洗面所にあったドライヤーで髪を乾かす。さっきまで置いてなかったのにわざわざ奏が置いていったのだろう。まったく奏は気が利くな。だからゴムも俺が持ってないと仮定して買っておいたんだろうな。


「奏、入るぞ?」

一応確認する。


「いいよー!」

ガチャリとドアを開けると奏が抱きついてキスをしてきた。


「今日は2人きりだね!優」


「優、私優とエッチしたい、だから‥」


「ああ、俺も奏としたい、だからほら」

奏が取り出す前にゴムの箱を見せた。


「あ、あれ?優それ!?」

奏が驚くのも当然だろう、同じゴムだしな、ほら。俺がもしかして奏の部屋から奏の買ってきたゴムをどこから見つけて持ってたのかと思ってキョロキョロしている。

心なしかクローゼットに視線が行っているがあそこにさっきの箱を隠したんだろう。


「俺昼間のうちに買ってきたんだ」

そう言うと奏が驚いて嬉しそうだけど泣きそうになってた。


「優、嬉しい」


また奏が抱きついてきたのでベッドの方へ行きキスをしながら奏のパジャマを脱がせていく。

前に奏が泊まりに来た時の事をなぞるようにして事を進める。


「優、来て」

俺は奏とひとつになった。


「痛、、いけど嬉しい。やっと優ともっと深く繋がれた」

心から満足した奏は俺の腕に抱きつきぐっすり眠った。

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