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その38

あ、危ない‥優に見られるとこだった。私の頭の中はお花畑なのかもしれない。玄関で優に抱きしめられてコンドームの箱をテーブルに置きっぱなしでいたことをすっかり失念していた。

あの感じだと寸前で間に合ったようだけどあんなの優に見られたら‥

ん?どっちにしてもする時私渡すんだよね?なんで持っているの?もしかして買ってたの?いつの間に?準備いいよね?もしかして狙ってた?とかなんとか思われたり‥‥


あ!そうだ、佳菜に貰ったと言う事にしておこう、なんか利用するみたいで申し訳ないけど‥佳菜なら1年の時彼氏いたから持ってても不思議じゃないよね!?

後で佳菜に謝っておこう、てかそれは佳菜に報告するということでそれはそれで恥ずかしいけど今は忘れよう、コンドームの使用期限が目についたけどそれも忘れよう、あまり考えてると策士策に溺れる!

こんな状態で策士もないけど‥


あ、こんな考え事してて優を放ったらかしておくわけにもいかない!


私は取り敢えずコンドームの箱をクローゼットにしまい優のところを向かう。


「優〜!お待たせ」


「あ、ああ、もういいの?」


「うん!バッチリ!」


「入れる状態じゃないって言われたからもっとかかると思ってた」

ギクッ!


「あ、う、うん、意外と早く済んだね」

ほら、もう怪しくなってきた‥


「あ、優ホットケーキ作ったから食べて!」

話題を逸らそうそうしよう。


何かと優から気になる視線は感じるけどめげないぞ〜!

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