その35
それから暫く経ちもう8月になる。真夏真っ盛り、照りつける太陽が熱い。暑い‥‥
優と私は順調だ、もう学校でもすっかり付き合っていると知れ渡ったし、優も休みの日はよくデートしてくれた。その間に何かあったと言えば佳菜が優の友達の中野君とカップルになったことだ。
中野君は神城さんが好きだったのだけれど佳菜が神城さんとの仲を取り持ってあげると一肌脱いだらいつの間にか中野君と佳菜が両思いになっていたのだ。
何はともあれ佳菜良かったね。私も佳菜に好きな人ができて嬉しい。
佳菜と中野君も付き合うようになって少し経ったけどどこまで進んでいるんだろう?
私と優はお泊まりした日以上のことはまだしてない。正直そろそろ優とエッチしたい。もっと深い仲になりたい。最近優を想って1人でしちゃってる‥終わるととっても虚しくなる‥‥私って何考えてんだろ?優に知られたらドン引きされそう。
優はどう思ってるんだろう?私と同じ気持ちになってる?それとも私ってそこまで想われるほど魅力がない?
あー、ダメだダメだ。部屋で1人でいるとついついそんなことで考え込んでしまう。
そんな時に私にとってチャンスがやってきた。両親が隣町の親戚の家に行ってきてお泊まりになるからいないのだ。本当は私も行くはずだったけど優と居たいから断っちゃったので私1人家に残すのは心配だってことで優を呼ぶから大丈夫って事にした。
普通に考えたら逆に危なくないかと思われそうだけどうちのパパとママはあっさり了承してくれた。
こんな時は優の人当たりの良さに感謝しちゃう。
ともあれ明日から優がお泊りしてくれるんだし私は部屋で1人気合いを入れた。
「あ、ゴム必要なんだよね‥‥明日優と買いに行かなきゃ」
あれ?でもそんなの一緒に買ったら優にこいつやる気満々だと思われる?引かれる?あ〜、もうわかんない。
こうして1人で悩んでいるうちに疲れて眠ってしまった。




