表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/82

その20

映画館に着くとさっきの連中が後ろからこちらを追ってきた。あー、もうこりゃ台無しになるかもしんないな。


「ねぇ、そこの子俺らと一緒に行かない?」

早速話しかけてきた。でかい‥俺は170ちょっとしかないが向こうは190くらいある。無駄にでかい、他の2人は俺と同じくらいだが俺なんかより全然ガタイがいい。


「え?あ、あの」


奏はいかにもガラの悪い連中達に怯えている。すると1番でかい男が奏の腕を掴み強引に引っ張ろうとした。


「い、痛い!離してください」


もうどうにでもなれと思った俺はそいつの奏を掴んでいる方の腕を掴んだ。


「やめろよ、痛がってんだろ?嫌がってんのに無理やりとか恥ずかしくないのか?」


「はぁ?このクソガキ」

すると他の男2人が俺たちを隠すように壁に追い込み俺たちの前に並び他の客から見え辛くしてきた。


途端に俺は腹に膝蹴りを食らった。

強烈な痛みで体がくの字曲がる。そして髪の毛を掴まれてまた同じ箇所に膝蹴りを食らう。


「カッコつけんのはいいけどよ、お前弱すぎ。こんなんじゃ彼女もがっかりだろ?、オラ、もう1発!」

さらに膝蹴りを入れようとしたとき奏が男の腕を掴んで叫んだ。


「もうやめてください!優大丈夫!?」

大粒の涙を流しながら悲痛で顔を歪ませた奏が必死に男の腕を引っ張って俺から引き離そうとしてた。


奏の声が思ったよりも大きく周りの客達もなんだなんだと気付き俺たちを注目してきた。


「おい、これ以上はやめとこうぜ」

他の2人の男がそう言い俺に蹴りを入れてた男を引き離す。


「チッ、しゃあねぇな」

そう言うと3人組は急いで俺たちから離れていった。


「優ッ!!痛いでしょ!?わ、私、ごめんなさい」

奏が取り乱して大泣きしてる。あー、なんとかなった。てか俺奏が無事で少しホッとしてる?うん、してるんだな。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ