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後世(ぐぜ)のアクシズ  作者: 白黒闇理
皇紀2615年【照波30年:俗暦1955年】
1/7

平成2X年 某月不明日 → 照波XX年 某月某日 

どこまでやれるかはいつものこと。

だからやれるだけやってみます。

平成2X年 某月不明瞭日→→→照波23年 2月12日


 初っ端から負け組。それでもまぁ日本人だから世界から見たらマシなんだろう。

義務教育時代はそれなりに「いじめ」もあったが、まぁふんばった。

 高校からの学生時代は女っ気が0を通り越してマイナスになりそうだったが、

まぁどうにか留年ダブらずに済んだ。


 …が、社会人時代は違う。学生時代は本当に練習場チュートリアルだったと実感させられた。

ダメ人間だったので安易に金を借り、首が回らなくなったりもした。

それでもどうにかなったのは、これも一重に若さの賜物なのか? しかしそれも、

足掛四十路アラフォー突入と共に終わった。隣国ほどじゃないが、

日本は非大卒に優しくない。気付いたらネットカフェ難民生活も二周年である。

アラフォー無職…いや、アラフォーフリーターに世間は冷ややかだ。実際それは

間違ってないけど、間違ってる。建て直しのチャンスをくれ。


 あぁ……安さがウリな地味マズのお隣輸入発泡酒が色々と沁みてくる…。

3ℓは飲みすぎかな? アハハ、足がイウコトキカナイゾwww


―プワァァァーーン!!


「あるぇー?」


 クラクションが俺を正気に戻した頃には視界真っ白からグシャリと暗転。


【照波23年 2月12日】


「ほぎゃああああああああ!?」


 …怒涛の濁流が如く脳内を情報が巡っていく。

 俺、は…誰だった…? ゆっくりいくぞ…名前から…


 …で、あるからして…


 やれやれ参ったな…、はいはいタバコ休憩タバコ休憩。


 …今日で皇国男児な俺、23歳…いや、あれが事実とすれば合算59歳…

もっと…情けないです…


「今日が件の御嬢様フロイライン方との初顔合わせだというのに…」


 唯でさえ繊細なのに凶暴とか不安定な爆薬みたいな幼女さん達相手に

こんなグチャグチャした思考で大丈夫か? 大丈夫じゃねえよ馬鹿。

即効殺されたら鼻血も出ねぇっての。

応援してくれると死んでも書ける気がします。

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