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その男、変人につき

零たんに銃を突きつけられること30分、リムジンは郊外の何もない山奥に着いた。



「ここが目的地なんですか?」



俺は訝しく尋ねながら車外に出た。



(違ったらおっぱい揉むぞ、この野郎)




そんなこと思った瞬間、後頭部に銃口が突きつけられた。



「今何か思った?」



「……いいえ♪」



テラ読心術wwwwwwwwサイコマンティスwwwwww



「ここに、私たちの職場となるベースキャンプがある」



「ビリーズ?」



「それはブートキャンプでしょ? 死になさい」



度S過ぎんだろwwwwwwwwwwwでも少し快感wwwwww罵られるの嫌じゃないかもwwww



俺と零たんと厳ついエージェントの三人で鬱蒼と生い茂る山奥に入って行く。一体なんだってこんな所に用が……。



「ここよ」



しばらく歩いた後、少し開けた所で零たんが歩みを止める。すると厳ついエージェントがカードキーを取り出し、一本の大木の幹にそれを滑らせた。



すると轟音を立てながら、地面が割れてその部分から地下へと続くであろう巨大な階段が現れた。



( ゜д゜)…←もう俺こんなん




「さて他のメンバーももうそろっているだろうから早く行くわよ」



零たんはそう行ってさっさと階段を下って行った。
















――――なぜこうなってしまったのか?





自分に答えを出せるはずがないのは百も承知だが、今日何度目かのそんな自問自答を俺はせざるを得なかった。



現代の科学技術を駆使して建てられたと思われる見知らぬ建築物に入り、見知らぬ6人の男女と共に一室の席に座らされている無職童貞の自分の現在。



つくづく皮肉な運命を描いているな、私という人間は。



下を向きうんざりだと言うように俺は嘲笑を零す。別に悲惨な運命だと悲観はしていないのだがこうも非凡な日常を送っているとたまには朝、優雅に珈琲で喉を潤してから満員電車に揺られて会社に行く、そんな当たり前で何気ない平凡な日常を送ってみたいものだと夢想してしまう。



嫌に響くドアノブの回る音が室内の静寂を一瞬にして引き裂く。


入って来た人物はオールバックに漆黒のスーツを身に纏った初老の男性。彼の纏う威圧感からして今回俺達を召集した、所謂このプロジェクトの首謀者、もしくは中枢人物であることは間違いなかった。


彼は歩き出し俺達の前の壇上に悠然と立ち尽くした。空気が一気に張り詰める。彼は俺たちを見回してからたっぷりと間を空け、そしてこう言った。


















「あっ、間違えました♪」



ちょwwwwwおまwwwwwwwwww



「誰だてめぇwwwwww」




俺の質問に答えず逃げるように勘違いおっさんが出て行くのと入れ替えで、今度はなんかしょぼくれたおっさんが入って来た。例えるなら三國無双の張角かなー? いやー冬月おじさんかなー?



そんなおっさんは壇上に上がると煙草をふかしながら無表情のまま言った。



「どうも。僕が君達のボスになります。タスマニアン田中です」




タwwスwwwマwwwニwwアwwンwwwwwwwwwww荷物まとめて今すぐ帰れwwwwww



タスマニアンは話を続けた。



「なんか宇宙人とか? テロとか? 最近ヤバいんで? 日本でも軍隊作ろうかと思ったんすけど? れふとぴーぽーの人達がやかましいんで? 少数精鋭で行くことになりました、みたいな。なので選ばれた君達に暗躍してもらいます。いわば忍者です。戦隊ヒーローです。かっけぇな。がんばれ、もっとがんばれ。僕からは以上です」



てめぇwwwwwアバウト過ぎるだろうがwwwwwwww宇宙人とか何なんだよwwwwwそれなんてプレデターwwwww



タスマニアンとかいうおっさんはこれだけ言うとさっさと退室しようとした。流石に他のやつらも困惑気味。だから俺はタスマニアンを呼び止めてやったんだよ。



「ちょwwwwタスマニアンさん待ってww」



そう言うとタスマニアンは無表情で振り返って俺を見た。



「何だ? 質問は一つまでだ」



俺は迷った。



聞きたいことはたくさんあるんだが……。俺は必死に考えて質問した。











今はいてるパンツ何色ですか?

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