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乙女座ファーストステージ♪




「眠りなさい、永遠にwww影のおじさんwwwwwww」




「ごめんね……ブラウンのおじちゃん。正直おじちゃんのことあんまりよく知らなかった」




うはwwwwww切なwwwwww学生時代の俺を見ているようだしwwwwwwww



……




いや、なんか……自爆だったね。うん、泣いてなんかないよ?




ブルーのおっさんは倒れてピクピクなってる。とりあえず身柄を拘束して、後でいろいろ喋らせるとするか。




そう思って、楓ちゃんを壁にもたれさせて俺はまっぶるぶるすけに近付いていった。




その時だった。




二発の渇いた銃声が響き、俺は地面に倒れこんだ。




「お兄ちゃん!!」




イエローハットの断末魔に動揺しながら激しく痛む両足を見てみると、どうやら両足とも撃ちぬかれてしまったようだ。



うはwwwwwいてぇぇえええwwwwwwww銃いてぇぇえええwwwwww意識どっかいっちゃうよwwwww意識がwwwwwwダメwwwwwwwwっうぃかないでどこにも行っちゃダメwwwwwwwwwwwwww




「報告には聞いてたけど随分と奇妙な武器を使うんだね、キミ?」




聞いたことのない女の声が俺の頭上でする。朦朧とする意識の中、俺は視線を上にやるとリボルバーを持った黒フードのやつが黒フードを抱えて立っていた。




黒フードが二人wwwwwww何これwwwwwwwwやべぇwwwwww幻覚じゃねwwwwwいわゆるこれ幻覚じゃねwwwwww




「いやぁ、キミの上司のおじさんには参ったよ。まさかウチのアクくんがやられちゃうなんてさ? しかもボクがいながらもアクくん連れて逃げるのが精一杯! レイヴン様に怒られちゃうよ、これ」




くそっ……なんて幼くて可愛らしい声だ。これはカラオケ行ったら、犬はさのOP歌って欲しい声だ。




「てめぇ……何者だ」




俺は地面に這いつくばりながら、ニュー黒フードの奴を睨みつける。




「あははは♪ そんなこわい顔しないでよ? 今日はキミを殺さないからさ? 残念だけど先約がいるんだ、これ」




ニュー黒フードの奴はそう言うと視線をこちらに向けたまま、アクエリを抱えていない右手に持っているリボルバーの銃口をあげ躊躇なく引き金を引いた。




鈍い音がした。多分撃たれたのはブルーのおっさん……。




「口止めってやつ? 役立たずの上にベラベラ喋られたらたまったもんじゃないよね、これ♪ 次はあそこの可愛いお二人さんの番かな、クスクス」




「あの二人に手だしたら……みっくみっくにしてやんぞ?」




「そんな状態で何が出来るのかな? これ。今のキミを殺すなんて朝飯前ですけど♪」




さしずめ今の心境は「精神論じゃないよ、構造からいって無理なんだ」とか言われた死神代行の気分。




しかし、楓ちゃんとイエローハットに手を出させる訳には行きますまいッッ!!




「根性だぁッッ!! 根性ぉおおおおおおおッッッッ!!」




俺はおもっくそ歯を食いしばり、立ち上がった。足から血がすごーく勢いよく吹き出る。目の前がクラクラしてきた……。




くそっ!!いつからこの小説はグラップラー正になったんだよ!!




「およよ? 両足撃ち抜かれて立ち上がるなんて。キミ以外と根性あるんだね、これ♪惚れちゃうかも?」




「お縄につきやがれぇえええええ!!!!」




「WRYYYYYYYYYYYY!!!!」




チュドォオオオオオオオオオオオオオオオンンンンンン!!!!!!!




長門EXから緑色のとんでも衝撃波が放出された。




俺はその場にへたりこんだ。会議室の半分以上を消し飛ばしてしまった。俺としたことが加減を忘れていたよ。これで多分あいつらは跡形もなく消えてしま……。




はっ!!




俺の今のこの台詞……死亡フラグッッッッ!!




「何者か? キミはそう言ったね?」




後ろを振り返ると案の定無傷のニュー黒フードの奴がいた。しかもフードをとって素顔を露出している。



そいつは水色っぽい青のめちゃめちゃ長いロングヘアーに顔立ちはどこか幼さ残る感じで、楓ちゃんと同じぐらいの年っぽかった。



うはwwwwww美人さんwwwwwおっきしたwwwwwwww




「ボクの名前はヴァルゴ」




もう身動きなんてとれねぇぞ……確実に殺される、俺はそう思った。




ところがどっこい!!




なんとそいつはいきなりッッッッ!! にっこり笑ってッッッッ!!俺の唇にッッッッ!! 自分のそれをッッッッ!! 重ねてきたッッッッ!! 滑稽なほど野生ッッッッ!!




「次に会うときを楽しみにしてるよ、細川正クン? あははは♪」




そう言ってヴァルゴとかいう青髪の美人さんはどっかに行ってしまった。

足の痛みと、不思議な甘酸っぱい心の痛みとの中、フフフ……不覚にも気絶しちゃいましてね。


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