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天使と悪魔




あの黒フードの奴は一体なんだったんだ? 俺は自分の部屋のベッドに寝転がり一人答えもでない問いを考えていた。





キバヤシ「話しは全て聞かせてもらった!!」




ニート「なっ!? あなたは!?」




キバヤシ「わかったんだよ。黒フードの奴の正体が! まずは彼の有名なノストラダムスの大予言を思い出して欲しい」




ニート「1999年7の月に恐怖の大魔王が降ってくるって奴ですか? あれは確か外れたはずじゃ……」




キバヤシ「そう……確かにあの予言は外れた。しかしこうは考えられないか? あの予言は1999年ではなかったと!!」




ニート「!? そんな馬鹿な!! 一体何の根拠が!?」




キバヤシ「彼程の聡明な人物なら、暗号化していても何ら不思議でもない。まずこの1999の4つの文字を2つずつ足してみてくれ」




ニート「10と18ですか? つまり1018ですか? 一体これの何が?」




キバヤシ「1018の十の位を千の位に移したらどうなる?」




ニート「そしたら……はっ!! 2008!?」




キバヤシ「そうだ……つまりノストラダムスの予言は実は今年を指していたのだよ!!」(※当時は若く、これを書いた時は2008年でした)




ニート「な、なんだって!? じゃあまさかあの黒フードの奴の正体は……」




キバヤシ「あぁ……間違いない。恐怖の大王だ……」




ニート「な、なんてことだ!」




キバヤシ「時空を超えてなお!! まだ我々の前に立ちはだかるというのか!!───ノストラダムス!!」




ニート「私達人類はあまりに、あまりに遅すぎたのかも知れない……」



ここで目が覚めた。








まさか夢の中でキバヤシに会えるなんて夢にも思わなかった……。夢だけにwwwwww



あのミッションから2日たった。いやぁー肋骨がね、やばいわけよ。ギシギシしちゃう訳よ。




楓ちゃん曰わく、本当は俺全治2ヶ月らしい。しかし、この施設の超最先端ばいおてくのろじーと楓ちゃんのスキルとかもうそう全くわからないすげぇパワーで、なんか2週間もしたら普通にトレーニングできるようになるっぽい。




なんちゅうやばさwwwwwwハイパーヒーリングwwwwwww柳も美奈子先生もびっくりwwwwww




と言うわけで、俺は2週間お暇ちゃんな訳です。特にすることもないので室内で野口ゴーロゴロ。




今は午前11時過ぎ、少し早いけど昼飯を頼んだ。




あ~やることねぇな。今はアニメって気分じゃないしな。




………。




ふと、ある感情が湧いてきた。




まぁ、早い話、性的欲求です。




そう、そうだろう君達は僕に侮蔑の視線を送るのだろう。それから哀れみの感情を持つかも知れない。確実に軽蔑するだろうね。




だが、考えてみても欲しい。

暇で、特に趣味であることをする気が起きない童貞の男が部屋に一人、その脇にはしこたまあるちょっとエッチな映像が記憶されたディスクの山。



逆に聞くが他に何をしろと言うのだね?

君はサッカーボールがあったらサッカーをするだろう? サッカーボール持って、「よっしゃ! 今から信長の野望ごっこしようぜ!」とか言うのか?



そういうことなんだ。だから俺がする行動は至極、自然の摂理にかなっていることだというのを記憶して下さい。




俺は自然な流れでBDプレイヤーの再生ボタンを押し、ズボンを下ろした。




そしてね、まぁ……悦に浸っていた訳ですよ。




しばらしくしたら後ろから物が落ちる音がした。すごい嫌な予感がしたんで振り返りますた。




あはは……この間のウェイターのお姉さまじゃん。今日も飯持ってきてくれたんだ。めちゃ瞳孔開いとるwwww




どうしてドアをノックしなかったんだい? だからこんな空気になっちゃうんだよ?

俺は今世界で最も醜い格好をしている。まさに手が離せない状態。TVからはちょっと過激な息遣いが。




沈黙が痛かった。だから俺は目を合わせたまま言ってやったさ。






「左手は……添えるだけ」








通報されますた( ^ω^)










それから俺は零たんにふるぼっこにされました。勝手に入ってきたのはあの女なのにwwww



零たんにマウントをとられた時はもう世界の終わりが見えましたな。



おとなしくアニメを見ることにしましたが目が腫れてよく見えないので、ベッドになだれ込みおとなしく寝ることにした。



その直後、部屋のドアがもの凄い音と共に蹴破られて吹っ飛んだドアがベッドの横まで飛んできた。




奴か……。




「召集よ」




案の定、最終兵器零たんでした。




「あの、ドアにはドアノブってのが付いていてね……」




「あんたの手垢がついたドアノブなんて触るか。汚らしい、気持ち悪い、死ね」




全否定wwwwwwwwww助けてwwwwwもう生きていけないwwwwww




零たんは俺をまるで夏にちょっと放置しちゃった後のバナナの皮でも見るような目で一別し、去っていた。




俺は別に好きでやったわけじゃない!!




いけないのは、ノックしなかったあの女と!!




性欲を上手くコントロールできない俺の脳の海馬じゃないか!!

しっかりしろwwwwww俺の海馬コーポレーションwwwwwww




あはは……。



なんだか泣いた。








俺は溢れる涙をぬぐいながら会議室に辿り着いた。そこにはもうみんな集まっていて一同俺を蔑むような、憐れむようななんとも言えない視線を投げかけてきた。




タスマニアンがいつもの無表情な顔で話しかけてきた。




「遅かったなニート」




「ニートは……もうおしまい!!」




「!?」




「仕事に就いて、私はニートじゃなくなった。だから私はもうニートじゃない。正だよ? タスマニアン」




「打ち上げるぞ! 正!」




「うん!」




「やかましいわっ!!」




突如はしゃいでる俺に零たんのえぐるように強烈な蹴りがボディに炸裂した。肋骨がさらに複雑に。なんで俺だけwwwwwwww




床でのた打ち回る俺を見て、タスマニアンは言った。




「正直、烈火の最終回の柳は神だと思ってる」




ちょwwwwwwwwwなかまwwwwwwwww




「まぁ、そこのネギまは放っておいてだな、今日集まってもらったのは他でもない。立花が敵施設から非常に興味深い物を見つけた」




扱い雑wwww俺の扱いwwwww




「古文書……というのか? 古代文字で描かれていて全く理解できなかったのだか、イエローが七割程解読してくれた。イエロー後は頼む」




イエローハットやべぇwwww古代文字とかwwwwwそれなんて遊戯王wwwww




イエローハットは古文書らしき物々しい本を持ち、俺達の前の巨大なプロジェクターにその古文書を映し出した。




そこにはなんか意味不な文字がいっぱい。




一行目は「第一の術ザケル」って書いてるんですね? わかります。




「僕の解読結果によると、この古文書は預言書であるということが分かりました。しかし古文書といって紙の質は古代のものではなく比較的新しい。僕が予想するにこれは大量複製されていて、リベリオンのメンバーの聖書的扱いになっていると思われます。でなければこんな重要な物があんな末端の場所にある訳がない」




よくわかんないけどコナン乙wwwwww




「僕が解読して気になったのは、途中のページにあったこの一節です。このページだけやたらボロボロだったんです。それに内容……これが気にかかる上に意味がよく理解できないんです」




「どんな内容なの?」




零たんが聞くと、イエローハットは首を傾げながらゆっくり読み上げた。




「『約束の地 約束の場所で黒の卵の再生が始まる


それは破滅でもあり 祝福でもある


賢者はユグラルス コルラグスを用いてこの世界を二分する


ユグラルス 十二使徒を背負い 大いなる呪縛を巻きつけ 卵を悪魔へ


コルラグス 十二星座を背負い 大いなる解放を与え 卵を天使へ


そして終末の日 曰わく 再生の日


世界は天使と悪魔で満ちるだろう』


誰かこれわかります?」




一同全員首を傾げた。ユグラルスにコルラグスとか何だよって話?




しばしの沈黙が辺りを満たした。




「わかったぁああああああああああああ!!!!!!ゴファ!!」




勢い良く立ち上がり、肋骨をやっちまった。俺おちゃめwwwwwww




「お兄ちゃんわかったの!? すごいや!!」




イエローハットの穢れのない羨望の眼差しが俺に注がれる。周りの穢れきった奴らからは疑いと殺意の視線が送られている。




何故に殺意wwwwwwww




俺は脇を軽く抑えながら立ち上がった。




「まだわからないのか!? この謎のメッセージの意味が!! いいか、全てはノストラダムスゥッ!!グギャアアアア!!」




俺が話してる途中に容赦なく零たんの金属バッドの威力を遥かに凌駕する蹴りが肋骨で爆発し、俺は吹き飛んだ。もうボクの肋骨wwwwwwww赤坂イタスwwwwwwwww




「こちらとらマスこいてる奴のくだらない戯れ言に構ってる暇はねぇんだよ? あ?」




バイオレンス零たんは倒れている俺の顔をハイヒールでグリグリしながらヤーさんもびっくりなことを口走っている。




誰か助けて下さいwwwwww僕をwwwwwこの不条理な世界からwwwwwww




「……まぁ、よくわからないようだな。イエロー、もう少し解読を進めてくれ。そうだな……もう、みんな帰っちゃっていいから」




「わ、わかりました。もう少しが、頑張ります」




零たんの度Sっぷりに戦慄した他のメンバーはそそくさと帰っていた。どうしてみんなそんなに急ぐんだい?どうしてみんなそんなに急ぐだい?




俺の顔を踏んでいる零たんがぼそっと言いました。




「……これで殺りやすくなった」




悲しみがそしてはじまる。


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