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ネギ(休憩)




「派手に暴れてくれたようだな……」



目の前から現れた敵は、背中に日本刀みたいのを背負って、両手にハンドガン。全身黒ずくめで顔はフードを深く被っていてよく見えなかった。



それなんてキングダムハーツwwwwwwwwww

でも雰囲気的に雑魚じゃなさそうだ、ボスっぽいオーラがビシビシと出ておりますわよ……。できるだけ刺激しないように……。




「おまwwwww何その厨二全開の格好wwwwwwww邪気眼を使える方ですかwwwwwwwそうですかwwwww」




「……何を言っている? まぁ、いい。誰にもレイブン様の理想は邪魔させない」



レイブン? あ~あのビデオレター送ってくれたダークドレアムかwww忘れてたwwwww



そんなこと考えてたら、敵が両手にしたハンドガンを発砲してきやがった。



「ネギTフィールド全開!!」



敵の攻撃全て遮断!!くははははは!! 馬鹿め!!



しかしそれでも、敵は射撃を止めない。てか、何あの銃の連射性能? ダンテもびっくりwwwwwwwwwテラエボニー&アイボリーwwwwwww



一分ぐらいしたら銃声が止んだ。バリアを解除し敵を確認。硝煙でよく前が見えない。



「奇妙な兵器だな」



後ろから声がして驚き振り返る。いつの間に!!



黒い人はなんか日本刀をおもっいきり振り下ろしてきた。



俺は間一髪でネギを両手に持ち、日本刀を受け止めた。



いてwwwww骨おれちゃうwwww



「反応も……悪くないな。だが」



黒い人は日本刀をどけ、俺の腹にフロントキックを喰らわてきた。



ゴボボボボボボボボボボボwwwwwwwwwwwwwww



俺は軽く後ろにぶっ飛び、壁に激突した。



あかん、肋骨折れたわ……。あばらが二、三本やられたかとかいうあれですわ。ファーーーーーーーーーーーーーーーwwwwwwwwwwwww



こんなことなら牛乳に相談しとけば良かった……。



黒い人はじわりじわりと俺ににじり寄って来た。










遺書~僕を現世に導いてくれた協力者である親愛なるお母様へ~




拝啓 お母様へ



お元気ですか?



僕の方は死にそうです。三途の川があと数秒で見えそうです。



目の前の怖いお兄ちゃんは僕の極細ポッキーばりの強度の肋骨をへし折りました。



なんで僕は昔もっと牛さんのおっぱいを飲んで、骨を鍛えなかったのか、何より今そのことが悔やまれます。せめて牛のおっぱいぐらい……。



そんなことよりお母様の方は元気か? ちゃんと飯食ってるか? ちくしょう、やっぱ言えねぇや。



すいません。言いたかっただけです。



とにかく僕はもう死にます。あなたの出来損ないの息子は天に召されます。最早ネギを振るう力さえありません。肋骨って折れると痛いんですね。



漫画だったら二、三本折られても



「ちっ、あばらが二、本いきやがったか…!」



とか言いながらも元気ピンピンしてるのですっかり僕はあばらが折れても大丈夫だと思ってたのですが、そんなことなかったのです。普通に死ぬほど痛いのです。



あなたにとって私の死は吉報かも知れませんね。



だってニートでしたもんね。



ニートって……。



ニートって……おまえ……。



しかし、お母様。これだけは誇りに思って下さい。



あなたの息子は生涯『妖精』であったということを……!!



何度か、二次元で僕は妖精ではなくなりました。



しかし!!



あくまで妄想なのです!! 妄想においての猛獣なのです!!



リアルにおいては妖精だったのです!!



日々の二次元を糧にしたトレーニングは欠かせねども!!



私は生涯勇敢にも貞操を守り続けた『妖精』なのです……。



あなたの息子は歴戦の猛者であったと記憶して下さい。



きっと僕は猫バスにだって乗れました。



あぁ……お母様さよならの時間です。



きっとこの黒フードの人は一思いにやってくれるでしょう。



安心しろ、一瞬だ



呂布です



それではお母様先に逝く息子をお許し下さい。



人生オワタ\(^o^)/






俺はそっと目を瞑った。



きっと、後数秒で俺はこの黒フードの奴のキングダムチェーンの餌食になってしまう。



人生というのはあっけないものであったな……。



最後に、二次元ではなく…現実のおっぱいを生で拝むことができなかったのが……何よりも悔しい……。



すると、前から数発の銃声がした。



俺は驚き目を開けると、なんとお約束の展開というかなんというか目の前にブラックのあんちゃんが……。



黒フードの奴はなんかキングダムチェーン(ただの刀)で弾丸を弾いていた。



ちょwwwwwwwこいつなんて鷹の目のミホークwwwwwwwwなんて優しい剣なんだwwwwww




「ギリギリ生きてるようだなネギ。ホワイト、少し離れたところでこいつの応急措置を。俺はあいつを始末する」



ブラックは銃口を黒フードの奴に合わせながら、楓ちゃんに命令を出した。ちょwwwwあなた神なの?wwwww神様仏様ブラック様wwwwww



「……少しはできるのか?」



黒フードの奴は嬉しそうな声で言った後、刀を片手にブラックに突進して行った。



「そこの奴よりはな!!」



ブラックは黒フードの奴に発砲を開始した。しかし黒フードの奴は全てなんか非現実的な速度の刀さばきで銃弾を弾いている。



ちょwwwwwwww三國無双のOPでこんなん見たことあるwwwwwwwwヤバスwwwwwwwてかこれ完全にメタルギ(ry



黒フードの奴に結局銃弾は掠めることもなかった。しかしブラックのお兄ちゃんは眉一つ動かさない。てかおまえらどっちも黒かよwwwお洒落初心者かよwwwwwwww



「こっちも急ぎなもんでな、さっさと殺してやるよ」



ブラックのお兄ちゃんはさり気なく怖い事を言って背中から日本刀を抜いた。



辺りは息をすることも許されないような殺気で包まれた。



てゆうかどうでもいいけど、楓ちゃん早く俺の肋骨どうにかしてwwwwwwwwww




「ニート生きてる!?」



楓ちゃんが、俺のもとに慌てて走り寄ってきた。俺は嬉しさの余り目頭が熱くなった。



「あなたが……死者の国である黄泉の国から蘇ったナイチンゲールなんですか?」



「……もっと他の呼び方なかった? てか今はベラベラ喋るな!」



楓ちゃんは少し俺に呆れながらもなんかリペアキットっぽいのを、後ろに背負っていたリュックから取り出した。そして俺に適切な応急処置をしてくれた。



あは☆ 女の子手柔らかいナリー♪



「ごめんよ……ララァ。僕にはまだ帰れる場所があって待っててくれてる人がいる。こんなに嬉しいことはない……わかってくれるよ……ゴファッ!!」



「だから……あんまり喋ると折れた骨に響くよ。よし、応急処置終わり!」



楓ちゃんは、それはそれは、まるで壊れたATを空中でわずか1秒足らずで修理してしまった某漫画の某くせっ毛の某ロリ顔の某女子中学生を彷彿させる手付きで俺の折れた骨を優しく直してくれた、てか固定してくれた。



俺は楓ちゃんが固定してくれた包帯を触ってみた。



「柔らかい……柔軟剤も使ったのか」



「いやぁぁあああああ!!!!」



しかし返ってきたのは楓ちゃんの辺りをつんざく程の叫び声だった。



いやwwwwwwまだ何も変態ちっくなことは執り行っておりませんがwwwwwwww



楓ちゃんの方を見ると、両手で口を押さえてブラックを見ている。俺もブラックの方を見てみますと……。



ブラックが壁に叩きつけられて、左肩をキングダムチェーン(ただの日本刀)で貫かれていた。



「あがっ……!!」



ブラックの声にならない悲鳴が聞こえてきた。この光景どこかで見たことあるぞ……。



そうだ!! 某金髪のツンツンチョコボヘアーの主人公が某サラサラ銀髪の人に肩をやられて、「お前の最も大切なものを奪う喜びを私にくれないか」とか言われちゃうアドベントチル(ry



とか冗談言ってる場合じゃないっぽいwwwww俺が助けなきゃいけないwwwwwwww



俺はヨロヨロになりながら立ち上がった。そしてネギをしっかりと掴んだ。





「ニート!? あんたその体で何するって言うのよ!?」




フラフラな俺に楓ちゃんが駆け寄って慌てて止めようとする。



しかし、俺は楓ちゃんを笑顔で制止する。かっこよすぎるwwwwwwwwwwwwwwwうぼぉあwwwwwwww肋骨がwwwwwwwww




「俺が死んでも代わりはいる……」



「馬鹿な事言わないでよ!!………ニート……!?」




「さようなら」



俺がそう言っておぼつかない足取りで黒フードの奴に向かうと、楓ちゃんは泣き始めてしまった。



どっちもエヴァの台詞だとは知らずにwwwwwwwwwwあほすwwwwwwwwwww楓ちゃんwwwww完全に濡れてるwwwwwwwwwwww俺とんだプレイニートwwwwwwwwwwwww



と言っても、これからはけっこうマジでやらないと駄目っぽす。



俺は震える手でネギの電源を入れる。よし、予備電源はまだ楽勝にある。



黒フードの奴は俺に気づいたのか、ブラックの兄ちゃんの肩に突き刺していた刀を抜き俺に向き直った。ブラックの兄ちゃんは下を向いたまま反応しない。役立たずめ。



「やれやれ、じっとしていたら一瞬で息の音を止めてやったんだが」



「ククク……」




「…? 何がおかしい?」



俺の突如の不気味な笑いに黒フードの奴は声色を変える。




「感謝する……貴様のおかげで真の私が目を覚ましたよ…誰も止められん。普通の人間は皆抹殺しよう。この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら私の元へ来い。助けてやろう。以上」




「何を意味のわからないことを」




「哀れだな……完全に覚醒した私の前では全てが意味を持たない。宇夜尾弐雨癒知(うよびにうゆち)が覚醒した私の前ではな。一瞬で消してやる」




「なんだそれは?」




「(ヒントは逆から読んでみよう♪)さて、どう料理してくれようか?」




黒フードの奴とこんな電波な会話をしていた時俺が思っていたことは一つだけだ。





早く起きてよブラックのお兄ちゃんwwwwwwwwwwwwwwww




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