ネェ
(2014年1月、加筆・修正を致しました)
本品は『作者/白虹』『タイトル/ねぇ?』のWonderⅡです。
WonderⅡとは『小説家になろう』ユーザー様の作品を拝読することによって生まれてたもうひとつ別のWonderです。
下部に『基作品』を転載しておりますが、先にWonderⅡを試食される方は『本文』へお進み下さい。『基作品』は試食前でも試食後でも。召し上がり方はご自由に……。
(本品は携帯版のレイアウトを想定しています)
作者/白虹
(ユーザーID: 85321)
タイトル/ねぇ?
(Nコード N1081BL)
ねえ、
わたしの名前を呼んで
わたしを求めて
わたしはあなたがいないと生きていけないの
あなたが傍にいないと死んでしまうの
だからあなたの傍にいさせて
あなたがいると感じさせて
あなたといていいと思わせて
好きです
大好きです
愛しています
そんな言葉では足りないの
チープ過ぎるの
でもこの気持ちは重いからナイショなの
そもそも伝える事ができないの
だってわたしは話せないもの
わたしに気づいていないもの
それはしかたないの
わかっているの
あなたはわたしに気づかない
だって
だって
わたしはあなたのかわいいお人形だもの
ネェ
ー∞ー∞ー∞ー
《プロローグ》
「ネェ……」と、私を呼ぶ声が聴こえる。「ネェ……」
△▼△▼△▼△
ネェ ワタシノナマエヲヨンデ ワタシヲモトメテ ワタシハアナタガイナイト…………
ー∞ー∞ー∞ー
《1》
その声をはじめて聴いたのはいつだっただろうか?
そう。あれは。キミがまだここに来てまもない頃だった。
そう。あの日。我が家の長女、すなわちわたしの姉の12才の誕生日。姉が、キミと名前をつけた日。
キミはうれしそうだった……。
わたしはキミに「ステキな名前ね」と言葉をかけた。
その時、わたしはキミの声を初めて聴いた。
そう。あの時!!
キミは「アリガトウ」と云ったのだった……。
あれからいくつかの姉の誕生日が過ぎた。
でもキミは何ひとつ変わらない。ひとつだけ変わったところがあるとすれば……姉がキミに話しかけなくなったこと。そしてキミの顔が時々淋しそうに見えること。
……でもそれは気のせいなのかもしれないよね?
それでもわたしにはキミの気持ちがわかっている、つもり……。
いや。わからない。わかる。わからない。わかる。わからない……。
どちらにせよ、わたしはそうなることを気づいていたのかもしれない。
キミがここに来た日から、姉はわたしに話かけなくなった。だから姉がまた新しい友を連れてきた時、わたしは胸騒ぎがした。その胸騒ぎが当たってしまった。
わたしが姉に捨てられたように、キミも姉に捨てられた。
キミに姉を恨む感情があるのかどうかはわからないけれど、わたしは別に何とも思わなかった。
もともとわたしは姉のことが好きではなかったから。だから、まだ姉がわたしに振り向いていた頃も会話らしい会話をした覚えがない。でも、それは姉のせいではない。姉はわたしを可愛がってくれた。それでもママがあまりにも、姉ばかりを愛するものだから。
嫉妬心……。
わたしはそれが醜いモノだと知っている。だから。だからキミにはそんな想いを味わってほしくない。だから。だからわたしはキミを大切にしたい。そう。その心に偽りはない、筈。
でも……。
でも、わたしは怖い。
誰か……。
誰か、キミの声が聴こえるのは気のせいだといって。
また……。
また、キミの想いが伝わってきた。
「ワタシ アナタガイナイト イキテイケナイノ」これ? 幻聴?「アナタガ カタワラニイナイト シンデシマウノ」
あの日、(姉の12才の誕生日)姉は「あなたは私の希望の未来。ミキはキミ。キミはミキ!」なんて訳のわからない呪文(?) を唱え、『希未』と名前をつけたのだった。
そんな姉は自分の将来の夢をいつもキミに話していた。
姉にもキミの声が聴こえていたのだろうか?
ネェ。
教えて?
教えて。
ねぇ?
人形である……キミ(希未)の声が聴こえていたの?
キミの声は止まない。
「デモ コノキモチハ オモイカラ ナイショナノ」
人形の声が聴こえる自分自身が怖い。それでもわたしはいつしかキミを愛しく想っていた。
「アナタハ ワタシニ キガツカナイ」切なくキミは続けた。「ダッテ ワタシハ アナタノ カワイイオニンギョウ」
「希未ちゃん」思わずわたしは云った。「……聴こえてるよ」
「エッ!?」
「ずっと前から気づいてたよ」
「モッ モウイチド イッテ」
「ずっと前から気づいてた」
「キヅイテイタノ? ワタシノ コノキモチモ……」
「うっ、うん……」
「ジャア オニンギョウドウシ ナカヨクシテネ」
「えっ!?」
「アナタモ ワタシノ カワイイオニンギョウ」
……わっ、わたしはピエロ?
\
\
ネ
ェ
ネ
ェ
\ \
ー∞ー∞ー∞ー
《2》
「ネェ……」と、私を呼ぶ声が聴こえる。「ネェ……」
……どうやら奴の声のようだ……。
その声で私は現実の世界に引き戻された。
「あぁぁぁあ……」と、私は瞼をこする。「寝てた」
机の上のお人形さんがせせら笑う。
このお人形は去年のイブに彼に買ってもらったお人形。私の机の上に居座って早ひと月。
彼はこのお人形の笑みは『モナリ●の微笑み』というが、私には『せせら笑い』にしか見えない。でも、その『笑い』が私の原動力になる。
名前は『セセラ』。もちろん私が名付け親。ちょっぴり小生意気なところが、どことなく奴に似ていて憎めない。
そんなセセラに見守られ、私のお部屋で妹の有希と一緒に受験勉強をしていた……んだけどね、寝てしまったの。
有希がひとり加わるとチョッピリ狭くなるこのスペース。有希がひとり加わるとチョッピリ散らかって見えるこのスペース。そんなマイルーム。
私は自分の机で。そのまんまショッピングに行けそうな、ピンク色のハローキテ●のスウェットパーカースーツ。有希は私の後ろのテーブルで。そのまんまジョギングができそうな、濃紺色のアディダ●Ⅲ本線の上下……。
センター試験まで泣いても笑っても残すは一年。有希にばかり構ってもいられないのだけど、奴はオツムの悪い可愛い妹。
(て、な、わ、け、で)
「ネェ……ネェ……」と、有希に起こされた私は、机から降り奴の前にしぶしぶ座る。
どおせいつものくだらない質問だろう。
「ネェ」有希はニヤリと訊いた。「この漢字、なんて読むかわかる?」
奴は私のことを『ちゃん』を略して『ネェ(姉)』と呼ぶ。
「バカ」私は速攻で返した。「ユウ、あなたもうすぐ中三でしょ」
私も奴を『希』を略して『ユウ』と呼んだりすることもある。
「ブー」と、有希。「バカとは読まない」
「何いってるのよ」と、私。「バカは有希でしょ!」
「そんなこといって、知らなかったりして」
「『はっこう』といいたいのでしょ?」
「正解。『白虹』て書いて『はっこう』って読むのよね」
「そのまんま『しろにじ』でもいいんだけどね」
「じゃあ、バカは?」
「バカなこと言わないで勉強しなさい」
「カバは?」
奴と喋ればいつも最後は訳がわからなくなる。いわゆる、普通の女学生。
「有希さん」私はワザと敬語でつつく。「そんなことで呼ばないで下さいね」
「お姉さま」有希も負けじと敬語もどきで返す。「それも仰られるならば『そんなことで起こさないで下さい』ではありませんのでしょうか? です」
「ユウちゃん、国語苦手でしょ」と、私は優しく問う。
「それほどでも……」
「……あるでしょ!」
「まぁ、得意なほうじゃないけど」
「だいたい、得意な科目あるの?」
「体育」
「じぁあ、体育科を志望したら……」
「体罰に堪えられない」
「有希もニュース見ることあるんだね」
「バカにしてるの?」
「カバにしてるの」
「もー、意味わからん」
どうやら奴のバカさ加減が私に感染してしまったようだ。
「はい、おしまい!」私はテーブルを叩く。「勉強しなさい!」
「コーヒー、淹れてくる」突然、有希は立ち上がる。というか逃げの姿勢をとる。「ネェも飲むっ、しょっ……?」
「あなたヤる気あるの?」私は見上げた。というか下から睨む。「信じられないわ!」
「いらないの?」
「いるけど……」
「自分だって寝てたクセに……」有希は捨て台詞を吐いて出ていった。「信じられないのは未希ちゃんでしょっ!」
(有希もたまには私のことを『ネェ』じゃなく『未希ちゃん』と呼ぶ)
……そういえば奇妙な夢を観たもんだ。
夢の中の『わたし』はピエロだった。確かにピエロのぬいぐるみだった。
私はそのぬいぐるみをよく知っている。
よく知っているどころの騒ぎではない!
物心のついた時から傍にいた。もうそれはそれは自分自身といっても過言ではない。
私は当時そのぬいぐるみを『ピーちゃん』と呼んでいた。
毎日一緒。寝る時も一緒。私の涎まみれのピーちゃん。ボロンボロンになってしまったピーちゃん。
私の大切な思い出。
捨てることが出来ず、宝物扱い(?) でどこかの箱の中……。きっとおとなしく眠っている筈だ。
私は懐かしく思い、その宝物(?) をゴソゴソと探しまわった……。
「何ゴソゴソしてるの」有希が戻ってきたようだ。「怪しいよ」
「ピーちゃん探し」私は有希にお尻を向けながら答えた。「確かここだと思ったんだけど……」
「ピーちゃんて、ピエロのぬいぐるみ?」
「ピー、に告ぐ。無駄な抵抗は止めて出て来なさい!」
「コーヒー冷めるよ」
「やった-。ついに見っけ……」
全く会話が成立していない。
「そのぬいぐるみ、まだあったんだ」有希は懐かしそうに寄ってきた。そして、ボロンボロンのピーを奪う。「でも、どうしたの? 急に……」
「キミちゃん人形とピーちゃんの……夢……観た」私はピーちゃんを奪い返した。そして、ギュウっと抱きしめる。「夢ん中では私がピーだった」
(キミちゃん人形とは、12才の誕生日プレゼントにおばあちゃんに買ってもらったお人形。箱には『希望ちゃん人形』と書いてあっんだけど『キミちゃん人形』と私が改名……)
「あっ、そうだ」と、突然に有希。「キミちゃん人形の、伝説、ホントだったんだ」
「ホントだった、って?」と、疑問系で私。「望み、叶ったの?」
(……漢字で書くと『希未ちゃん人形』。いうまでもなく、私の名前を返しただけ。伝説とはね……)
「まあね」有希はサラリと流した。「……た、ぶ、ん、ね」
(……誰がいいだしたのか、キミちゃん人形は望みを叶える。私達はそんな胡散臭いお話しを、伝説、という)
十日程前、確か成人の日だった。
有希に、「セセラばかりを可愛いがってキミちゃん人形かわいそっ」と訳のわかんない因縁をつけられた挙げ句、『キミ』を奪われたのだった。
でもこれで奴も信者になるかもしれない……。
「スンゲ~」私は意味深な笑みを浮かべた。「……っで、どんな望みだったの?」
「キミちゃん人形とふたりだけの秘密にしないとダメなんでしょ?」有希は首を傾げた。「そんなこと、いってなかったっけ?」
そういえば以前、『私の望み』を有希にいうのがテレくさく、そんなことをいってごまかしたかもしれない。
「男でしょ!」私はお構いなしに親指を立てた。「正解よね?」
私が自信満々にいったものだから、有希はしぶしぶ、いや、嬉しそうに答えた。
お友達に手作りチョコレートの作り方を教えてもらってるところを、お目当ての男の子にみつかったとさ。
「どおせ有希はあげる相手がいないだろ。オレがもらってやる」と、お目当ての男の子がいったとさ。
「それにしてもよくわかったね」有希も右に倣えで親指を立てる。「ちょうにょうりょく?」
「それもいうなら」私は有希の鼻の頭を軽く突っついた。「超能力でしょ!?」
「突っつかないでよ。鼻が低くなったら責任とってくれるの」有希はふくれる。「……でも、マジ、どうしてわかったの」
「この時期に(私から)『キミ』を奪ったんだから、それしかないでしょ!?」私は胸を張る。「何年ユウのネェをヤってる思ってるの」
「なるへそ」と、有希は納得。
「それよりチョコレート作れるの?」
「あっそうだ。練習で作ったのあるから食べる?」
有希は私の返事を待たずにチョコレートを取りにいった。たぶん自分が食べたくなったのだろう……。
私は有希がテーブルに置いてくれたチョッピリ冷めかけたコーヒーにシュガーを混ぜる。
一息ついて、「奴も女の子だったか」と呟く。
それにしてもキミちゃん人形が『望み』を……。
そもそもそんな都合のいい人形ではなかった。
あれは……。
六年生の時、私は買ってもらったばかりのキミちゃん人形に何やらボソボソと呟いていた……らしいの。
翌日の授業。作文のテーマが『将来の夢』だった。
私には夢がない。いや違う。多すぎる。というか突然に変わることもよくある話しで……。
例えば作文に、『……女子アナ……テレビ局に入社……。その後、メジャー級の野球選手と結婚……』と書くつもりが突然に『サッカー選手』に変換されてしまってままならない。
キミちゃん人形に向かって、そんな乙女心を知らず知らずの内にうちあけていた……ということなの。
それを妹の有希にみつかってしまった。
その時、「このお人形に夢を語りかけると夢が叶うの」と何気にいったのが発端……らしいけれどね、当の本人、私は全く覚えていない。
小三の時、同じようなテーマで『わたしはおにんぎょうさんなりたい』そんなようなことを作文に書いてパパに笑い転げられたので、その二の舞は踏まないように必死だった。
結局、キミちゃん人形にうちあけた話しを纏めた。作文には沢山の夢を書いた。そして『これから自分に似合う人生をみつけたい』みたいな内容に纏めた。
その作文が評価された。クラスのみんなの前で発表された。それがキミちゃん人形の御利益かどうかは別にして、キミちゃん人形伝説がそこから始まる。
その評価がきっかけで私はモノを描く楽しみを知った。いつしか小説を描くまでに発展していた……。
「あっ、そうだ」私はパチンと手を叩いた。「お人形さんの夢、小説のネタになる」
思い立ったら何とやら。私は独り言を洩らし、机の上のノートパソコンをONにした。
……有希が戻ってきた気配を感じた。振り向くと、口をモゴモゴ動かしている奴の顔がアップで見えた。そんなモゴモゴ顔でもニコニコ笑みを浮かべながら、手に持っていたチョコレートらしきモノを机の上にポンと置いた。
「何してる」と、モゴモゴと有希。そしてパソコンを覗きこむ。「ん?」
「ちょっと」と、私はパソコンに目を戻す。「ね……」
せっかく画面を開いたので『ピエロ』と打ち、その下に『プロローグ』と打った。
「あっ、夢の話しをネタに……」と、有希。
「よくわかったね」と、私。
「ピーちゃんになった夢観たっていってたよね。そんで『ピエロ』ってタイトルなら、それしかないでしょ?」有希は胸を張る。「何年ネェのユウをヤってると思ってるの」
「なるへそ」と、私は納得。
「未希ちゃん」有希はボソリと呟く。「一瞬、タイトル『エロ』に見えてビックリしたけど……」
「ちょっと、ちょっと」私の声はワントーン上がる。「有希ってば!」
「どおせなら『わたしは エロ』にしたら?」
「誰がエロなのよ!」
「ピエロっていった」
「あっ、そ」私は軽く流して、有希が持ってきたチョコレートをかじった。「あらまっ、美味しっ」
私の「美味しっ」の台詞を聞いた有希は「当然よ」といわんばかりに、肯きながらチョコレートをほうばった。
……どちらともなく後ろのテーブルに戻る。
残っていたコーヒーを飲んだらすっかり冷えきっていた。
(や、や、あっ、て)
「そのまんま『人形』ってタイトルのほうが『ホラー』っぽくない?」と、自信あり気に有希。
「誰がホラー描くといったの。それに『人形』ってタイトルだけは絶対にできない訳があるの」と、ニヤリ笑って私。
「どんな言い訳?」
「訳っ!」
有希に『訳』を説明するのは時間の無駄だ。
「タイトルなんて、なんでもいいじゃない」
やっぱ有希はその程度の奴だった。
「よくないわよ。いつも悩むんだから」と、真顔で私。「有希、『ピエロ』ってタイトル、インパクト薄いって思う?」
「思う」と、ズバリ有希。「どうせなら『ネェ』ってタイトルにでもしたら? ネェが観た夢の話しなんでしょ?」
「ユウちゃんあなたねぇ。そんな『ネェ』なんてタイトル訳わかんないでし……」と、私はいいかけて「……それだ。決定」と、続けた。
「マジで?」
「優しく問いかけるイメージがするように、ひらがなで『ねぇ』」
そのあと話しが弾み『ねぇ』を『ネット小説家に成る王大賞新人王』に応募することに決めた。
ペンネームは有希と雑談していた時に話題になった漢字、『白虹』。
……しばらく、勉強、じゃなかった、雑談をして有希は自分のお部屋に戻った。
有希のお部屋で見守ってくれているキミに、「新人王よね」とウインクをする。
そして、ピーを抱きかかえて、「少しだけ待ってね」とベッドに寝かせる。今夜はあの頃のように添い寝をしたい気分だ。
パソコンの前に座る。机の上ではセセラがせせら笑う。
私はそんなお人形達を大切にしたい。
私のそんな想いを大切にしたい。
……先ずはタイトルの『ピエロ』を『ねぇ』に直す。
あなたのお人形達はあなたを待っている。
あなたが射止めるのを待っている。
そんなお人形達の想いをこめて……。
読者に届け!!
私はひとつ深呼吸をして、本文を描き出した。
「n
「ね
「ねぇ……
「ねぇ……」と
「ねぇ……」とわたしを
「ねぇ……」と私をよぶ
「ねぇ……」と私を呼ぶこえが
「ねぇ……」と私を呼ぶ声がきこえる
「ねぇ……」と私を呼ぶ声が聴こえる。
ねぇ
ー∞ー∞ー∞ー
《プロローグ》
「ねぇ……」と私を呼ぶ声が聴こえる。
△▼△▼△▼△
ねぇ、わたしの名前を呼んで。
わたしを求めて。
わたしはあなたが射ないと…………
ーーENDーー
ご縁があり『もうひとつのWonderファーストナンバー』をご覧頂いた皆様ありがとうございます。また、白虹様には快く了承して頂き感謝しております。この場をお借り致しまして厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。
この作品はフィクションです。いうまでもありませんが白虹様のプライベートには一切関係ありません。
『セカンドナンバー』以降が未定ですが『連載・完結』で投稿致しました。悪しからずご了承下さい。