45. セッション II: 戦闘開始 (1)
まずは、先攻後攻を決めてもらうわけだが。
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GM:敵は、黒塗りの鎧を着た連中だ。刀持ちが二人、槍持ちが一人。
躑躅:槍を使われる方の攻撃は、後衛にも届くのでしょうか。
GM:届く。
風乃姫:槍使いを優先でキルですわ。
GM:で、どっちが先に攻撃できるかを決めるんだが、ルールをいちおう説明しておくとだな。
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行動の順番を決める、いわゆるイニシアチブ周りのルールについて。
1. GMは、先制目標値という数字をプレイヤー側に提示する
先制目標値はエネミーごとに設定されていて、複数のエネミーとの戦闘が発生した場合、最も高い先制目標値を採用する。
2. プレイヤーの代表者が1dを行う
代表は、事前に決めておいてもいいし、その都度、決めてもいい。
3. 1dの結果と先制目標値を比較し、1dの結果が先制目標値以上であれば、プレイヤー側が先攻、そうでなければ後攻となる
ただし。
・ターン内においての行動は、先制値という事前に計算済みの数値の高いキャラクターから行う
・さらに、先攻一名の行動後、後攻一名が行動する、といった具合に、敵味方が交互に行動する
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GM:ダイス振るのは、月夜でいいんだよな?
小鴉:リーダーだから、いいんじゃないかな。
風乃姫:譲りますわ。
安倍:先手を取ったからといって、全員が最初に行動できるわけではないんですね。
GM:そうだ。
月夜:緊張してきました。
GM:先制目標値は3だ。1dで3以上を出せばいい。
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1レベルの職業技にはないが、リーダーが振った1dの結果に、ボーナスを加算するようなものも存在する。高レベル帯のエネミーには、そもそも、6を超える先制目標値も設定されていたりするしな。
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小鴉:確認なんだけど、1dっていうのは、1d6って意味なのかい?
GM:そうだ。すまん、癖でな。
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――1ラウンド目
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GM:1ラウンド目を開始する。月夜、振ってくれ。
月夜:振ります。1d6。サイコロを1つ。高い目! ――1。ぎゃーー!
躑躅:大丈夫です、月夜さま。何かあっても、私が回復できます。
安倍:相手に一手、譲ったまでのこと。お気になさらずに。
月夜:すいません……。
風乃姫:どんまい、ですわ。
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こっちからか。先制値は、槍使いが早くて、刀使いは同じだな。さて、誰を狙うか。基本、先制値の高いやつを狙う、という設定のエネミーと、低いやつを優先する、という設定のエネミーがいるんだが、槍使いは先制値が高いやつか。刀使いは低いやつ。
状況に応じて変えてもいい、となってもいるが。初手は従おう。ダメージを受けたら、殴ってきたやつにターゲットを切り替える、でいいだろう。
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GM:先制値の確認をしておくか。こっちは、槍使いが先に動いて、そのあとに刀使いが動く。まあ、刀使いAのあと、刀使いBとするか。
安倍:なるほど。
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湖上がメモを取り始めたか。メイコさんもメモを取ってるな。




