44. セッション II: 襲撃 (1)
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焔刀:無論、私にできることならば、何でもしよう。
安倍:私も、戦支度をしましょう。
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いいね。この二人。
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GM:「こちらへ!」と言って、全員についてくるように僧兵は促す。焔刀と安倍以外はどうする?
月夜:行きます。
躑躅:私も。
風乃姫:行くに決まっていますわ。
小鴉:行こう。
GM:オーケー。僧兵に続いて外に出ると、戦いの音が聞こえてはくるが、まだ遠い。「敵襲は、表と裏の双方の門より仕掛けてきています。このまま、この道を真っ直ぐに行けば、裏手の門へと辿り着きます。そこで、しばらくの間、敵勢を食い止めていただきたい
」
小鴉:門以外からは、入り込んでいないのかい?
GM:今のところはな。まあ、警戒はしている。ようは、表門からの襲撃の人数が多くてそちらに人を割いていたら、裏門からの襲撃もあって、人員の再配置が求められている、といったところだ。表門の近くには、逃げてきた連中が集まっているところがある。そいつらを守るために、手勢を多く投入した。ぐらいに思ってくれ。
月夜:ふむふむ。
GM:非戦闘員たちは本堂の方に誘導されていて、安全は確保されている。
躑躅:相手はいったい、どのような方々なのでしょう。
GM:裏門への道を急ぐと、黒塗りの鎧を身につけた兵士たちが、刀や槍を使い、僧兵たちとやり合っているところに遭遇する。
小鴉:黒塗りの鎧?
安倍:……自身の所属を明かす気はない、ということなんでしょうね。
焔刀:……そうだな。
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若干、今の沈黙が気になるな。何かあったのか。似たようなことが。
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小鴉:数はどれぐらいいるんだい?
GM:たくさんだな。
風乃姫:やってやりますわ。
小鴉:いやいや、勝たせる気がないよね? 具体的な人数を言わないのは。
GM:味方の増援が来るまでの、時間が稼げればいい。勝つのが目的ではなくて、生き延びることが目的だ。
小鴉:そういうことか。
月夜:なるほど。
焔刀:防衛戦ですか。
GM:そうなるな。
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3レベルのエネミーが3体。目的は、3ラウンド終了まで生き延びること。
多分、大丈夫だとは思うが、こればかりは、やってみないと分からんな。




