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41. セッション II: 発端 (2)

┌───────────────────


小鴉:僕たちは、どうすることもできないんだね?

GM:そうだ。旅の途中で見た風景、だな。

小鴉:手を出さなかった理由は何だろう。

GM:密書を抱えてるよな。全員。しかも、これは自分たちの故郷じゃない、ほかの守護領の話だ。


└───────────────────


 少し、ストレスになるかもしれないが、自分たちで選んだ密書設定だ。使わせてもらう。許せ。


┌───────────────────


GM:何か、事が起きて捕らえられたりすれば、まぁ、問題だよな。

安倍:我々は、密命を帯びて行動している以上、騒ぎは、ということですか。

風乃姫:確かに、ですわ。

GM:そういうことにしてくれると助かる。

小鴉:オーケー。分かった。


└───────────────────


 やっぱり、こいつら全員、神ないしはそれに準じる立場だから、神が宿る場所に対する、敵対行動みたいなものには思うところがあるのかもな。


 少し、気を付けるか。やりすぎないようにしよう。嫌な思いをしてもらいたいわけじゃない。


┌───────────────────


GM:どういうルートを通ったかは、個人差があるだろうし、特に決めなくてもいいと思うんだが、二つある守護領のどちらかから、PCは全員、比較的、規模の大きい寺の土地に入った、ということにしてくれ。

月夜:お寺さんですか?

GM:そうだ。戦いの気運が高まるのを感じて、夜逃げ同然で逃げてきた人たちが、そこには集まっている。その人の流れに乗る形で、寺の土地に入った。

風乃姫:オーケーですわ。


└───────────────────


 『戦国双刀伝』では、神道の社は魑魅魍魎に対する結界を張ってその力を弱め、仏法の堂は弱体化した魑魅魍魎を浄化する力がある、という設定になっている。


 明言はされていないが、魑魅魍魎は外の世界から来た存在で、仏法もまた、外から持ち込まれたものだから、魑魅魍魎と戦う能力がある、という解釈になっているんだと思う。


 ようは、社と堂の合わせ技で魑魅魍魎はある程度、力がそれほど強いものでもない限りは撃退できる、ということだ。


 このへんの設定は、説明した方がいいかもな。


┌───────────────────


躑躅:土地に根差した信仰の力を弱める行動に出ている者たちがおり、その行動がきっかけで戦争に世が向かい始めている、ということなのでしょうか。

GM:そうだな。神道の社で結界を張って魑魅魍魎の力を弱め、仏法の堂の力で弱体化した魑魅魍魎を浄化する、というシステムが出来上がっているから、夜な夜な、外を無警戒で出歩いたりしない限り、ある程度は平和に暮らすことができている、ということだ。それが、崩れて始めている。

月夜:その仕組みを、壊そうとしている人たちがいるんですよね。

GM:旅の途中で、そういったことを月夜を始め、全員が感じながら目的の場所に辿り着いたわけだ。

焔刀:目的の場所、とは?

GM:全員が持っている、密書を届ける場所だよ。


└───────────────────


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