41. セッション II: 発端 (1)
まずは、こいつら全員に合流してもらう必要がある、が。色々あって、既に合流している、というパターンもある。この方が、プレイヤーの負担が少なくていい。
となると、だ。
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GM:最初は、そうだな。GMシーンってやつを挟むか。
月夜:GMシーンって何ですか?
GM:例えば、過去の風景の描写とかだな。PCはその場にはいないから、GMがやる場面描写に対して干渉することはできない。まぁ、今回に限っていえば、物語のオープニングみたいなもんだ。
風乃姫:なるほどですわ。
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二つの守護領があって、その守護領は対立している。理由は不明だが、双方の領主の命令により、小さな社が破壊されていく、というシーンだ。
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『戦国双刀伝』の世界設定によると、用語としては次のようなものがある。
守護領:概ね、国に意味は同じ
大名:守護領を統率する武家のこと
領主:大名のリーダー格
だいたい、領主が一国の王、ぐらいの意味で使われているな。このへんは、あまり深く考えないでくださいと、デザイナーズ・ノートにも書いてある。
デザイナーズ・ノートというのは、ルールブックの巻末にたいていは書かれている、TRPGのデザイナーからのメッセージみたいなもんだ。
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GM:小さな村の外れにある社が、侍たちの指示の元、破壊されている。柱を壊して屋根に縄をつないで、村人が引っ張って、引き倒す。
小鴉:ひどいことをしているね。
躑躅:巫女としましては、容認できません。
GM:神社仏閣は、魑魅魍魎から人々を守る結界を張る役目もあるからな。
焔刀:そういった、大切なものが破壊されているのだな。
GM:そういうことだ。この風景というのは、PCそれぞれが、ある国に入ったところで旅の風景として見たものだ。ちなみに、こういうことが起きている国は二つある。
安倍:……なるほど。
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で、これをフラグにして。




