表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
84/128

40. セッション II: 自己紹介 (2)

┌───────────────────


GM:いいだろう。手紙な。

躑躅:はい。私の自己紹介は、以上となります。

GM:よろしくな。

月夜:頑張りましょう、躑躅さん。

風乃姫:負けませんわ。

躑躅:こちらこそ。


└───────────────────


 少し、笑ったな。メイコさん。いいことだ。


┌───────────────────


GM:次は。

焔刀(ヒガタナ)(砂上):私が。名は(ほむら)の刀と書いてヒガタナ。鬼の刀鍛冶をしている。鍛冶の神の助力を得て火焔の力を呼び起こした鉄鎚を、鍛冶の道具に、時には武具として戦う。頂ける装飾品は。

GM:おう。

焔刀:私も、手紙を。


└───────────────────


 だよな。この流れだと、そうするよな。


┌───────────────────


GM:オーケー。よろしくな。

焔刀:こちらこそ。


└───────────────────


 砂上は、若干、小芝居的な意味での、ロールプレイの使い手かもしれん。悪くない。


┌───────────────────


安倍(湖上):次は私ですね。偉大なる先人のご苗字を借り、安倍と名乗っています。土蜘蛛の陰陽師。水行と木行の術を使いますので、回復と攻撃の双方を担当することができますよ。

躑躅:回復役の方がもうひと方いるのは、心強いです。

安倍:足手まといにならないよう、お力添えをさせていただきます。

GM:よろしくな。

安倍:ええ。あ、私も持ち物は手紙でお願いします。

GM:だよな。


└───────────────────


 プレイヤー同士のコミュニケーションが自然発生するのも、いい傾向だ。湖上の隣りで頷いている砂上が、ちょっと面白い。


 で、最後か。


┌───────────────────


小鴉(コガラス)(ソラタロウ):僕だね。名前は、小鴉にした。天狗の鉄砲使いで、〈命の玉〉という特技があるから、最後の一発の攻撃がとても強い。なんだけど。

GM:どうした。

小鴉:鉄砲の玉、一発しか持ってない。


└───────────────────


 やるだろう、と思ってた。


┌───────────────────


焔刀:武器はどうされるのですか?

小鴉:鉄砲に付けられる銃槍という槍があるから、これを使おうかな、と思って。みんなの特技の選び方を見ていたら、僕と焔刀、月夜の三人が前に出て、風乃姫、躑躅、安倍が後ろ、という構成になりそうじゃない?

GM:そうだな。風乃姫の鎖鎌は、後衛から敵の前衛を狙える武器だ。

小鴉:僕は天狗だから、切り札を使うまでは飛べるし、前衛から後衛に移動することもできる。ルールブックに書いてあったけど、前衛にいる場合は基本、後衛には動けないんだよね?

GM:相手に背中を見せることになるから、できない、という解釈になっている。HPを6点、払えば可能だが、天狗の場合はその6点を払う必要がない。

小鴉:うん。だから、この方がいいのかな、と思ってさ。


└───────────────────


 鉄砲使いが槍持つと強いんだよな。


┌───────────────────


小鴉:風乃姫が前に出たいんなら、僕が下がるけど。どうしようか。

風乃姫:後ろから鎖鎌をぶんぶんする予定でしたので、私はそのアイディアに賛成します。

小鴉:じゃあ、リーダー、いいかな?

月夜:え。

小鴉:月夜がこのチームのリーダーなんだろう?

月夜:え。

GM:本人次第だな。どうする?

月夜:はい。分かりました。ふつつか者ですが、皆さまのリーダーを務めさせていただきます。


└───────────────────


 ふつつか者は、こういう時も使うのか? まぁいいか。使う流派があるのかもしれん。


┌───────────────────


小鴉:あ、そうだ。僕も手紙ね。もらえるやつ。

GM:謎の密書なり手紙を携えた六人が一堂に会して、いったい、何が起きるんだろうな。

風乃姫:どうなりますの?

GM:さてね。


└───────────────────


 思いついたことがある。上手くいくかどうかは分からない。


 が。


「急にどうしたんですか、鵜川さん。笑ったりして」

「いや。なんか、楽しくなってきてな」


 何年ぶりだろうな。この感じ。


 やってやろうじゃないか。異世界の神々相手に、TRPGを。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ