22. 決戦 (5)
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月夜:振ります! ――2。です。
GM:9点のダメージだな。ちなみに、物理防御はゼロだから、9点そのまま通る。
月夜:なるほど。
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一回、攻撃が通ったら、ダメージを何点止めるかは教えてしまってもいいと思う。二回目の攻撃で教えたのは……、そういう自分ルールを忘れていたからだ。
駄目だな。
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GM:こっちの番だな。バフを剥がす鉈裂きを使うぞ。
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物理命中+1、鉈裂きの命中修正は±0、ダメージは1d+4、指定したバフを一枚剥がす。よし。
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GM:なんだろうな、身体の表面を削ぐような感じの攻撃か。
月夜:痛そうです。
GM:俺もそう思う。振るぞ。――6、2、+1して9か。
月夜:避けてみせます! ――6、3、えーと、物理回避は+2だから、11です!
GM:オーケー。月夜は牛鬼の攻撃を避けた。これで2ラウンド目終了だ。
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牛鬼の累積ダメージは18か。
――3ラウンド目
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GM:先制の判定だな。目標値は3。
月夜:1d6。振ります。――4。私が先ですね。
GM:そうだな。
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月夜のHPの最大が47。現在値は、今の小刀斬りのコストを引いて、41か。牛鬼はレベル2に落としていて、HPはPCが四人の時は、大雑把に60ぐらいにしてたみたいだな。PCの行動に応じてHPの増減ぐらいは普通にする。ただ、ラストアタックに近付いたら、HPは決めることにしている。
どうすっかな。基本、PCの方がエネミーのレベルが1高くても強くていいと思っているから、40ぐらいが妥当か。月夜が出す最大ダメージは、1d+7で、6が出ると必殺が乗って、+12で19。十字斬りの場合だとさらに+2か。21。40だと、このラウンドでは死なないな。
ま、長々と戦闘を続けてもあれだし、38に設定するか。社に残っていた霊気に近づいて、弱ってたんだろう。
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月夜:どうしましょう。戦勝札の効果は、まだ、残ってるんですよね?
GM:そうだな。ダメージを与えないとバフを剥がす効果は発動しない。
月夜:ふむふむ。では、ここで、十字斬りを使います!
GM:お、いよいよ使うのか。
月夜:なんとなくなんですけど、4点、ダメージが増えるのは、大きい気がして。今までの感じだと。
GM:かもな。
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当てて、ダメージのd6で6を出すか、切り札使ったらお前の勝ちだ。
そろそろ、いい時間だしな。
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月夜:振ります!
GM:いいぞ。
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当ててくれ。
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月夜:――6、6、わ、12です!
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……まじか。すげーな。さすが異世界の女神。
指輪を外したからなのか?
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GM:6ゾロが出てるから、+6だな。
月夜:そうでした。えーと、18に、命中の数字が+2だから、20です。
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餓鬼玉の時も6ゾロ出したよな、そういえば。
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GM:ダメージを決めてくれ。あとな。
月夜:はい?
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これも言っちまうか。一対一のセッションで、しかもこれはTRPGのチュートリアルだ。いいよな。
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GM:牛鬼は、社の霊気に当てられて、それなりに弱っている。
月夜:弱っている?
GM:そうだ。
月夜:むー?
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遠まわし過ぎたか。
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GM:お前がうまくやれば死ぬ。
月夜:あ。じゃ、じゃあ、切り札を使います!
GM:ダメージのd6振ったあとでも使えるからな。
月夜:そういえば。では、振ってから決めますね。
GM:おう。
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