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21. 決着とその後 (1)

 とはいえ、やることは体当たり以外にない。


┌───────────────────


GM:餓鬼玉が月夜に向かって体当たりを仕掛ける。

月夜:当たりますかね?

GM:当てる。意地でも当てる。


└───────────────────


 その気になれば、2d6の出目ぐらい、ダイスの転がし方でどうにでもならなくもないが、さすがにそれは駄目だな。


┌───────────────────


GM:物理命中は+1だから、2d6+1だ。振るぞ。

月夜:どうぞ。

GM:――3、3で、6か。物理命中の達成値は7だ。

月夜:余裕ですね。2d6+2ですから、5以上ですよね。


└───────────────────


 調子に乗ってきたな。


┌───────────────────


GM:そうだな。

月夜:華麗に避けます! ――2、3で、5、2を足して7!

GM:避けたか。

月夜:……けっこう、ぎりぎりでした。

GM:くそう。次は月夜の行動だ。

月夜:えーと、戦闘が終わったあと、HPは15点回復する、でいいんですよね。

GM:そうだな。

月夜:だったら、もう一度、十字斬り……は、できないんでした。

GM:1戦闘に1回だからな。

月夜:えー、じゃあ、小刀斬りか、小刀突きですよね。

GM:そうなるな。十字留めもあるが、まぁ、使わないよな。

月夜:防御力が、奇数ラウンドの時、+2。どういうことですか?

GM:戦闘開始が1ラウンド目、だ。今が2ラウンド目だな。

月夜:じゃあ、次のラウンドと、その次の次のラウンドで、防御力が2高くなるだけですか?

GM:低レベル帯で2点、ダメージを止められるのはでかいけどな。まぁ、さっさと殴って餓鬼玉を成仏させてやってくれ。

月夜:分かりました。餓鬼玉さんって、1レベルですか?

GM:そうだ。小刀突きだろ?


└───────────────────


 エネミーのレベルがPCのレベル以下なら、物理命中に+1のボーナス。ただし、HPコストは3。エネミーのレベルについてはGM判断で教えてもいいことになっている。


┌───────────────────


月夜:はい。ということは、物理命中に+1。2d6+3で攻撃できる。

GM:あってる。

月夜:ふむふむ。さっき、6点のダメージでしたから、残りはどれぐらいでしょうか。

GM:HPの残りについては、さすがに教えるわけにはいかないな。戦闘に緊張感がなくなるだろ。

月夜:言われてみれば。

GM:俺は、本に載ってるデータ通りにエネミーを使ったりはしないからな。これも先に言っておく。ルール上、許されてるしな。


└───────────────────


 エネミーをカスタムするルールも存在している。レベルを引き上げた強い餓鬼玉を作ったりできなくはない。魔物使いっぽいことができる職業もあるから、カスタムしたエネミーを配下に加えたりもできる。


┌───────────────────


月夜:なるほど。むー。んー。攻撃します。

GM:いいぞ。

月夜:2d6に、+3。高い目、出ろー! ――あーーーー、1と、2です!

GM:達成値6か。これはさすがに。2d+0で回避。……――1、4。5。ダメージ寄こせ。

月夜:えーと、キャラクターの物理攻撃力と、武器の物理威力と、1d6だから、+3で+2で、1d6+5。振ります――2! 7点のダメージです!

GM:累積で13点か。死んだ。餓鬼玉は成仏した。

月夜:勝ちました!

GM:戦闘の終了処理で、回復ステップが発生する。HPを回復力ぶんだけ回復しておいてくれ。

月夜:えーと、小刀突きの消費HPが3点で、特技があるから1点下がって2点。

GM:15点もHP使ってないだろ。最大値まで回復だ。

月夜:ですね。よーーーーし、勝ちましたー、勝ちましたー。


└───────────────────


 なんかむかつく。まぁ、楽しそうではある。


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