19. 戦闘開始 (2)
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GM:餓鬼玉の先制目標値は2だ。代表者は、まぁ、月夜しかいないから月夜だな。
月夜:私がサイコロを一つ振って、2以上を出せば先に攻撃できるんですよね。
GM:ああ。あと、この行動順の決定は、毎回行うからな。一回やったら終わりじゃない。
月夜:はい。では。振ります。
GM:いいぞ。
月夜:高い目、出ろー! ――2!
GM:月夜がこのラウンドは先攻だ。
月夜:ぎりぎりでした。えーと、職業技ですよね。
GM:キャラクターレベル以下のやつな。
月夜:ということは、1レベルのもの。えーと。小刀斬りと小刀突きがあります。
GM:好きなほうでいい。斬りは基本で、突きは、PCのキャラクターレベル以下のエネミーレベルを持つ敵に対して、命中に+1のボーナスがつく。ただ、消費HPが1点多いはずだ。
月夜:3点になってます。
GM:それと、区分が二刀流の職業技も使えるからな。主武器と補助武器に同じ種別の武器を装備している場合、二刀流と見なされる。
月夜:二刀流の技は、HPが4点減ったりしますね。
GM:そうだな。
月夜:あれ? 職業技を使うと、HPが減るんですよね。
GM:そうだ。
月夜:自分が先攻の場合、相手から攻撃されるとき、HPが減った状態になってますよね?
GM:そうだ。だから、HPの消費コストが重い技は、使いどころが難しい。あと、敵の戦闘技はHPを消費したりはしないから、そういった意味では先攻が必ずしも有利だとは限らない。
月夜:んー。どうしましょう。リプレイを読んでるだけでは、こういうことはあまり、ぴんと来ないものですね。
GM:実際に、ルールを動かしてみないと分からないことはたくさんあるかもしれないな。
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先攻に回った側全員で、相手を初手からフルパワーで殴ることもできないしな。このゲームは。先攻側から一名、その次は後攻側から一名、という順番で動く以上、バフを撒いたりデバフを貼ったりするキャラクターの、先制値も重要だ。
先制値が同じ場合は、任意の順番にゲーム開始前に固定することができるから、意図的に先制値を同じにする、という戦術が、良く取られたりもする。バッファーやデバッファーをアタッカーの前に置く、という考え方だ。
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月夜:悩みますね。二刀流の、十字斬りでもいいのかなぁ……。
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