18. 戦いの準備へ (2)
「じゃあ、ざっと、復習しとくか。まずは基本から」
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■行動順の決定
敵には先制目標値という数字が設定されていて、プレイヤー側の代表者が1d6を振り、先制値以上を出すことができれば、プレイヤー側が先に行動できる。つまり、先攻となる。なお、敵側に種類の異なる敵がいる場合は、一番、高い先制値を採用する。
ほかのTRPGと違うところは、先攻側のキャラクターが行動したあと、後攻側のキャラクターが次に行動する、という仕組みだ。それと、どのキャラクターが行動できるかは、先制値という数字によって決まる。つまり、先攻をプレイヤーが取ったからといって、先手を誰にするか、選べたりはしない、ということだな。
■キャラクターの行動
行動の権利を得たキャラクターは、プレイヤー側なら、戦闘時に使用可能な職業技の中から、敵の場合は、エネミーデータとして設定されている戦闘技の中から選んで、それを実行する。
■回復
戦闘が終了したら、回復力のぶんだけ、プレイヤー側はHPを回復させることができる。
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「戦闘マップの使い方が、よく分かっていないんですけど」
「戦闘マップはだな……」
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■戦闘マップ
戦闘マップは、次のような図として表現されている。
┌──┬──────┬──┐-----
│後衛│ 後衛 │後衛│
│左 │ 中央 │ 右│
│ │ │ │
├──┼──────┼──┤ 敵側
│前衛│ 前衛 │前衛│
│左 │ 中央 │ 右│
│ │ │ │
├──┼──────┼──┤-----
│前衛│ 前衛 │前衛│
│左 │ 中央 │ 右│
│ │ │ │
├──┼──────┼──┤ PC側
│後衛│ 後衛 │後衛│
│左 │ 中央 │ 右│
│ │ │ │
└──┴──────┴──┘-----
前衛同士が敵味方で隣接した状態になっていて、それぞれの後方に後衛がある。また、中央と左右に前衛後衛が敵味方、双方で分かれている。
・中央
基本的に、敵も味方もキャラクターは前衛の中央に配置される。ただ、PCの場合は職業技、敵の場合は戦闘技として後衛への配置の選択権を持っている場合は、戦闘開始前に後衛を選んでもいい。
・左右
左右についても同様で、職業技、戦闘技で、左右に入る権利を持っている場合は、選んでもいい。ただ、左右はそれぞれ、ひとりずつしか入ることができない。
・距離
前衛同士の距離は、1とみなされる。前衛中央から敵前衛右、あるいは敵前衛左の距離は、2とみなされる。後衛中央から敵前衛中央への距離は2、敵前衛の左右は3。まぁ、ここまで書けば、だいたい、あとは分かるだろ。後衛右から敵後衛左への距離は、5になる。
・戦闘時の移動
これも職業技、戦闘技として処理される。移動系の技がない場合、一度、ここと決めた場所からは動くことはできない。
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「ま、やってみるのが早い」
「そうですね」
餓鬼玉一体。多分、月夜に攻撃はほぼほぼ、当たらんだろうな。




