69. セッション II: 戦略 (2)
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月夜:相談ですか?
小鴉:うん。〈命の玉〉という特技は、手持ちの弾の最後の一発の効果を書き換える効果があるんだけど、強くなるかわりに、その弾を使うには、2ターンの行動放棄が必要になる。だよね?
GM:ああ。
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正確には、2ターンの連続した行動放棄だが、それぐらい、分かってるだろうから、今、このタイミングで指摘するのは無粋だな。
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小鴉:それでね。HPの最大値と、現在値の差が、ダメージに追加されるんだけど。上限があるんだよね?
GM:上限は、レベルの6倍までだ。12点だな。
小鴉:そう。それでさ。毒を買ってきてるんだ。実は。
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……こいつ。
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躑躅:もしかして、その毒をご自身に?
小鴉:行動の消費なしに自分を毒状態にする、蟲毒のお守り、というのがある。
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装備した状態、かつ、常時効果の枠を使うことで、宣言のみで自分を毒状態にすることができる装備品だ。
自分を毒状態にすることでメリットのある職業技が忍びにあったりするが、当然、〈命の玉〉使いの鉄砲使いのための装備品としても、用意されてはいる。
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安倍:なるほど。宣言のみで毒状態となり、2ターンの行動放棄をして、3ターン目に攻撃を仕掛けるわけですね?
小鴉:そういうこと。
焔刀:しかし、ご負担が大きいのでは? 敵が忍びの姿である以上、小鴉さまのいる場所に攻撃が届かないとも限りません。
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手裏剣投げてやる。
つうか、元々、そのつもりだ。
でもこいつら、地味に硬いんだよな。全員。
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小鴉:そこで、安倍くんに、回復の補助をお願いしたい。毒や敵からの攻撃で、ダメージが入り過ぎた時は、頼むよ。
安倍:心得ました。
躑躅:術法ダメージは陰陽師が仕掛けてくる攻撃のみ、なのでしょうか? でしたら、物理防御はそれなりに皆様、高くおありですから、対応はできるかと思うのですが。
風乃姫:忍びには、術法ダメージの攻撃方法もありますわ。
月夜:風乃姫ちゃんも、使えるんですか?
風乃姫:4レベルにならないと、使えません。アイテムを使うタイプのものならあるのですけど、お金がないですわ。
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