61. セッション II: 届け物 (2)
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月夜:妖刀。
GM:そうだ。
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なんか、全員の様子がおかしいような気がするが。
「どうかしたか?」
「いや、なんでもないよ」
「続けましょう」
ソラタロウと湖上から、反応があったが。まあ、いいか。今の俺では判断できない。
「続けていいんだよな?」
「大丈夫です」
今度は月夜か。
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GM:分かった。続けるぞ。大暁寺の僧正の、近くに控えてる、次に位が高い僧侶がいることにするか。そいつが、藍色に染められた布で包んだ一振りの刀をお前たちに差し出すぞ。
月夜:私が受け取りますね。
安倍:お願いします。
小鴉:この刀を持っていくだけでいいのかい?
GM:そこも説明しよう。
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メモの出番だ。
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・妖刀の名前は、三日月丸
・刀の職業技と小刀の職業技の両方が使える、小烏刀
・三日月丸を忍びの一族の元にいる刀鍛冶の手で、破壊してもらう
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小鴉:僕と同じ名前の刀があるんだね。字は違うけど。
GM:小烏造という、刀の造りはあるらしいが、小烏刀自体は、『戦国双刀伝』の創作だろうな。先端が両刃になっているから、刀としても使えるし、小刀としても使える、ということらしい。本物の小烏丸は、詳しくないのでよく知らん。
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刀剣の世界は奥が深すぎて、学生の頃に調べることを放棄した。
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風乃姫:月夜ちゃん向きですわ。
月夜:妖刀なんか、怖くて使いたくないです。
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お前なら、そう言うだろうと思っていた。
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GM:武器としては、普通の刀と変わらん。ただ、妖刀なんで、必殺効果が魑魅魍魎への特効になっている。通常はダメージに+6、魑魅魍魎相手だと+12だ。
小鴉:二倍になるんだ。強いね。
焔刀:それに加えて、二つの武器の職業技も使えるわけですか。
GM:そうなるな。あと、武器の種別としては刀と小刀の双方を持つ、ということになっている。物理命中のペナルティが少し、重くはあるので、あくまでもデータは作ったが、使うかどうかは任せる。
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あとは。そうか。
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GM:妖刀なんで、これを使った職業技のHPコストが4点、増える。種族が人だと〈妖刀使い〉という種族能力がもらえるんだが、それがあると、増加コストを2点に抑えられるが、まあ、人を選ぶ武器なのは間違いない。
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妖刀の二刀流は、『戦国双刀伝』の、双刀の由来でもある。サンプルのキャラクターの一人目が、人の侍で妖刀の二刀流キャラだからな。
HPのコスト管理が難しくて、このTRPGに慣れていないプレイヤーが使うと、まず間違いなく、ひどい目に合う。
そんなもんを、サンプルキャラの一人目に置くなと言いたい。
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月夜:この刀を、壊してもらいにいくんですね。
GM:そういうことだ。
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ここからどうするか、だが。
二日の旅か。イベントなしで、古城に到着、でいいかもな。




