58. セッション II: 再開 (1)
今の俺は、こっちのやつらがいう地球世界において、例えば、雷落ちろ、と思っただけで、狙ったところに雷を落とすことができる状態らしい。
さすがに、ということで、大地母神、海洋神、それからソラタロウの三人で、俺のこの能力を封じる、という算段をしてもらい、かつ、地球側にも連絡が必要ということで、大地母神は去っていった。
去り際に。
「私と海洋にも、呼び名ネームをお願いすることになるかと思うので、その時はよろしくお願いします」
ということらしい。能力の封印に、多分、必要なんだろう。
「そろそろ、始めるか」
戻ってきたみたいだしな。
「やあ。ただいま」
「お帰りなさいませ」
「お帰りなさーい」
「お帰りなさいですわ」
「いやー、けっこう、遠くまで転がったよ」
「ご無事でしたか」
「見事な一撃でした」
砂上、やっぱり天然だよな。
「ちーちゃんから、話は届いてるから。鵜川くん」
「封印の話だよな?」
「そうさ」
そうさ、じゃねぇよ。
「ま、その話は、創世神の残り二人が揃った時でいいだろ。一人じゃ、どうしようもないんだよな?」
「うん。僕だけではもう、無理だ」
まあ、俺に非が無いでもないしな。開けたドアは閉めるべきだった。
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GM:休憩は、終わりにするか。
月夜:再開ですね。
GM:そうだな。
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さて。今までの状況を軽く、まとめておくか。
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GM:全員、密書を手に大暁寺に辿り着き、それを僧正に渡した。内容はこれだな。
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・密書の内容は、PCそれぞれが属する領地への、協力要請に対する返答で、いずれも応じる構え
・協力の内容は、堂や社の破壊行為を止めるための、多方面からの働きかけ
・この協力要請の背景には、鈴木家と山田家の当主の意向がある
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