表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
116/128

56. 天空の加護 (2)

「お前の加護が地球で有効になった場合、何が起きる?」

「怖い顔しないでよ、鵜川くん」

「早く言え」

「ごまかそうとしたら、強めに罰する」

「分かった。分かりました。とりあえず、ちーちゃん、後ろから離れてくれない? 生きた心地がしないんだ、さっきから」

「駄目。あと、馴れ馴れしい。次、ちーちゃんと私を呼んだら、ごまかそうとしているとみなす」

「分かった。もう言わない」


 ソラタロウ、まだ、何か隠してないか? 大地母神さんに。


「ま、そうだね。僕の加護が地球で使えるということは、天空魔法、みたいなやつがさ。地球でも使える。それだけだよ」


 お前、何してくれてんだ。


「いや、だって、ね、そうでもしないとさ、無理だったんだって」

「本当すか」

「まあ。それはそう」

「あ、あとね」


 まだ何かあるのかよ。つうか、天空魔法ってなんだよ。


「闇の女神の魔法と土の女神の魔法も、ついでに使える。僕の加護が地球で有効になってるから、それに引っ張られる形で、ヤミコくんとツチヨくんが司る魔法も、使えるようになってるね」


 ……なんか、まだ、説明し足りてないことがあるような気がするんだが。


 なんだ?


「鵜川さんに加護がついたのは、闇が本をもらい、土も本をもらい、天空も本をもらったから、でいい?」


 ヤミコとツチヨとソラタロウの様子がおかしい。


「う、鵜川さんが、あの、私が探しているTRPGの本を買って下さるというので、はい、そうです! ですよね?」

「まあ、経緯はあれだったが、TRPGに興味を持ってるんなら、それぐらいのことは、今までもしてきたしな。大学の後輩とかに」

「ということです」

「土は」

「こ、この本を頂きましたわ!」


 なんだ?


「わざわざ、僕たちのためにも、本を二冊も用意してくれてね。申し訳ないじゃないか、そこまでしてもらうのは」

「確かに」


 なんか変だな。


 こいつら。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ