53. セッション II: 戦闘終了 (1)
小鴉のHPは、28から9点回復して、37。ここで戦闘を終わらせた場合、2点、職業技を使ったぶんとして減らして35。残りの2ラウンドを、職業技1点で切り抜けた、という考え方だ。
そのあと、前衛にランダムで5点のダメージを二回投げる。小鴉は物理防御が2点あるから、最大で、3点が二回で6点。残りHPは、29か。
「確認なんだが、生薬の薬瓶は全員、装備してるんだよな?」
「してますよー」
「ヤミコちゃんのおすすめだったので、装備していますわ」
「全員……装備してるな」
戦闘終了時のHP回復が、全員、15点は保証されているわけか。
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GM:小鴉の最大HPは45で合ってるか?
小鴉:うん。45だよ。
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と、いうことは、29+15で、44か。最大の45に1点、届かないな。
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GM:戦闘をここまでにして、プレイヤー側の勝ちで終わろうと思っているんだが。
月夜:いいんですか?
GM:後衛に攻撃できる槍使いが落とされた以上、残り2ラウンドを耐えるのは難しくはないだろうし、無論、最後まで継続したいというのであれば、このまま戦闘を続けること自体、問題はないが、多分、疲れると思うんだよ。
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経験的に。
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小鴉:僕のHPを聞いたのは、そのへんが理由なのかい?
GM:全員、防御無効で2点、HPを減らす。これは、残りの2ラウンドをHP消費が1点の職業技で凌いだ、という想定だ。
安倍:はい。
GM:その後、物理防御を有効にした状態で、前衛の三人の中からランダムに5点のダメージを受けてもらう、というのを、二回やる。これがもし、二回とも小鴉に通ると、HPの回復が44で止まる。
躑躅:なるほど。
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でも、まぁ、なんかな。
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GM:ただ、この処理は正直、面倒くさい。俺の思いつきで、こういうルールがあるわけでもない。だから、戦闘はここまでにするのであれば、HPは全員、最大にまで戻してもいい。という提案なんだが。
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