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52. セッション II: 躑躅 (2)

┌───────────────────


GM:戦闘終了時のHP回復も、オーケーだ。ただ、戦闘終了後、まず、全員のHPを防具無効で2点、減らした上で、刀使いからのダメージを、


└───────────────────


 1d+8か。回避する可能性もあるから、1dの期待値を3にとって、合計を11にした上で、その半分ぐらいでいいかな。


 端数は、切り捨てるか。プレイヤーフレンドリーな裁定は大事だ。


┌───────────────────


GM:前衛の誰か二人に、5点、受けてもらう。そのあとで、回復力を使ったHP回復処理を発生させる。


└───────────────────


 こんなルールはルールブックに書いてはいないが、これぐらいのことはしても別に問題はない。と俺は思ってる。


┌───────────────────


GM:どうする?

躑躅:戦闘が終わったあとに、まず、前衛のどなたか二人に、5点のダメージ、ですね。

GM:そうだな。

小鴉:防具は有効かい?

GM:ああ。こっちのダメージは有効でいい。あと、誰になるかはランダムだ。同じやつに二回、行く可能性もある。


└───────────────────


 小鴉の残りHPが28か。物理防御は、毛皮装束で2。5点が二発入ったら、6点。残り22。ここから回復力でHPを回復しても、最大値には届かなそうだな。


┌───────────────────


躑躅:小鴉さまのHPを、命の水で回復させていただこうと思います。

小鴉:ありがとう。

躑躅:いえ。もし、小鴉さまに二回、5点のダメージが向かった場合、大変なのではないかと。

小鴉:なるほどね。


└───────────────────


 湖上も頷いているか。同じようなことをあいつも考えていたな。


┌───────────────────


躑躅:では。命の水を小鴉さまに使います。

GM:回復系の職業技は、技別に設定されている目標値以上を、術法命中を使った判定で出せば、発動に成功する。

躑躅:はい。5以上を出せばよろしいのですね?

GM:そうなるな。術法命中はいくつだ?

躑躅:知力が11ですので、+1です。


└───────────────────


 2d+1で5以上。まあ、なんとかなるか。


┌───────────────────


躑躅:〈癒し手〉という特技がありますので、消費するHPは3点ですよね?

GM:それで合ってる。

躑躅:では。いざ、参ります。


└───────────────────


 気合入った。


┌───────────────────


躑躅:せいっ! ――6と4で、10です。1足しまして、11です。


└───────────────────


 せい……まぁ、いいか。


┌───────────────────


GM:成功だ。命の水は、1d6に8足した分だけ、HPが回復する。


└───────────────────


 8は固定値だが、レベルが上がると、この固定値が増加するという仕組みになっている。装備品で増えたりもするが、その手のやつは使ってはないみたいだな。


┌───────────────────


躑躅:では、もう一度、参ります。せいっ!


└───────────────────


 メイコさんの、「せいっ!」に、神々一同が若干、驚いているように見えなくもない。


 そんなこと言う人だとは、俺も思っていなかった。


┌───────────────────


躑躅:――1。……でした。


└───────────────────


 まあ。そういうこともある。


┌───────────────────


躑躅:つやさんの力で振り直したりは。

GM:判定だけだ。


└───────────────────


 あと、もう行動してしまっているから、兎の力はそもそも使えない。


┌───────────────────


躑躅:……9点、小鴉さまのHPが回復いたします。

小鴉:いや、助かった! ありがとう!

月夜:落ち込まないでください!


└───────────────────


 そして、天空神と闇の女神に励まされる、闇の精霊の女王。


┌───────────────────


風乃姫:よい、「せいっ!」でしたわ。


└───────────────────


 そうだな。


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