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暴虐の魔王  作者: ショウゴ
11/15

1-10

今回は少し長いです。

昔から、須賀亮平という男は不良だったわけではない。


灰色のカーテンが幾重にもまとってなびかせ、太陽が陰った中二の夏、彼の母親は亡くなった。母子家庭だった母親は、小さな料理店を営んでいる。朝から晩まで働くも、子供の世話と家事もおろそかにしない働き者だった。

 

優しく、笑顔が似合う女性。いつも、仕事で忙しく朝が早い彼女は、子供を気にかけた手紙を欠かせなかったし、できるだけ子供との時間を作ろうとする人でもあった。

 

亮平は母親が好きだ。なるべく母親の負担を減らそうと、できる家事はすべてやり、学校は真面目に通っている。

 

学業は優秀で、いつか自分が母親を助けられる男になろうと意気込んだ。

 

――ところが、やはり働きすぎだった。


無理がたたり、過労で母親が倒れたのだ。

 

病院に運ばれたときには心肺停止し、大切な家族をうしなった。


「亮平、今日から兄ちゃんと二人きりになるけど、心配するな。母さんが頑張ってくれたおかげでしばらくなら食っていけるし、お前を大学にいかしてもやれる」


「けど、俺は……」


「亮平は俺と違って勉強できるし、俺は高校辞めて母さんが残した店を続けるつもりだ」


「別に兄貴が学校を辞める必要もないだろ。第一、今年こそ甲子園に行ってみせるって、家に帰ってきても必死にバットを振っていたのに」


「もう、決めたことだ」

 

白い歯を見せる兄の顔には、後悔の色は見えない。


しかし、そんなはずがない。兄はプロ野球選手になって、母親を楽にしてやろうと頑張っていたのだ。

 

兄の両手にはマメを何度も潰し痕が、それを証明している。


「そんな顔をするな。野球には限界を感じていたし、それに前から料理には興味があったんだ――だからな、泣きそうな顔をするなよ、亮平」


「……してない」


兄は困ったように自分の頬かき、気落ちする亮平の肩に手を置いた。

 

高校にあがり、亮平はすっかり世間では不良と呼ばれるようになっていた。元凶は両親がいないことをからかわれたり、自分の兄を貶されると、怒りの衝動をぐっと堪えることができずに殴りつけていたからだ。それが、上級生だろうがかまわない。  

 

背丈が同級生と比べて小さいながら、抜きんでた喧嘩の強さと、貪欲な負けず嫌いから闘争心は凄まじいものだ。

 

気がつけば、その件で絡んでくる者はいなくなっていた。すっかり、孤立してしまっている。


ただ不良らしくなく、亮平は学校に休まず通っていた。

 

きちんと授業を受け、秀才もあって成績はクラスで上位をキープされていた。教師陣からの評判もまずまずといったところで、授業態度や行為に喧嘩を行わないということで理解者が現れはじめている。

 

たまに粗暴な学生に絡まれる以外、比較的学生生活は順調といえるだろう。

 

高校は家の近所に進学していた。名門ではないが、とびっきり評判の悪い学校ってわけでもない。つまり平凡な高校だ。亮平の実力なら、もっと上の高校に確実進学できている。担任からも進められたが、彼は断固として首を縦に振らなかった。

 

理由は単純に、店の手伝いができなくなるからだ。

 

十人も入ればいっぱいになってしまう店である。しかし、母親が作る料理は人気があり、またアットホームな店の雰囲気がよいと、足繁く通う常連客も少なくなかった。

 

母がそんな店の雰囲気と客との距離感を大事にしたいがために、あえて店を広げる気はなかった。

 

そんな店を継いだ兄は、最初は慣れない料理や接客に戸惑っていたが、亮平の手伝いもあってどうにか店をまわしている。

 

兄は悪いと述べるも、無理に店の手伝いは必要ないと語った。だが、彼ひとり店をまかせられる気は毛頭ない。亮平のために兄は好きな野球を投げ捨ててくれたのだ。返しきれない恩に報いるためなら、勉強の両立して店の手伝いする行為など苦とも思わない。


「本当、変なところ頑固だよな」


「兄貴には言われたくねえ」

 

亮平の精一杯の反論も、兄の笑顔の前では簡単に無力化されてしまう。少しは兄に追いつき、追い越したいと思っていた自分がどうしようもなく卑しくみえる。人間としての度量の大きさが、敵わないと思もわせた。

 

高校生活が始まり慣れてきた頃、突然教室の扉が開かれる。


「須賀、大変だ! 家族の方が何者かに教われて病院に運ばれたっ」

 

店に何者かが押し入り、襲われたという。

 

襲った者は不明。頭部はマスクを被って、身元がわからないようにしていたようだ。

 

亮平は急いで病院に行くと、兄はベッドのうえで寝ていた。顔色が優れず、青白い。


「よう」 

 

兄が寝ているベッドの横には、四十過ぎの男が立っていた。名は(あかつき)(はじめ)。厳つい面に、よれよれのスーツを着衣している。彼は、常連客のひとりで刑事だった。

 

何かと気にかけてくれ、顔は厳ついながらも世話好きな男だ。


「店が襲われたと聞いた」


「ああ、間違いない。俺が通報を受けて店に行ったときには店は荒らされ、啓介は救急車に運ばれるところだった。医者の診断では外傷はなく、身体に異常はない。見たとおり顔色が悪いのが心配だが、時期に回復して意識が戻るだろうとのことだ」

 

啓介とは、亮平の兄の名だ。

 

亮平の顔つきが冷たく、怒気はじわじわと漏れ出していた。病院に訪れる間に発散されぬそれは、何度も何度も練り上げられ、爆発寸前となっている。


「誰がやった?」


「それを聞いてどうする」


「決まっているだろうが。店を、兄貴に手を出した奴らをぶっ殺す」


「おい、ここは病院だぞ。殺気を抑えろ」


「……知っていることを教えてくれ、頼む」


「ふっ、周りには興味がないって顔をしているお前が、人に頼むとは驚きだ。啓介のことは別ってことか」


「くだらないこと言っていないで、さっさと話せよ。犯人について、知っているのか知らないのかどっちだ」


「相変わらずの短気だな。それで犯人の情報だが、正直警察も詳しいことはまだわかってない。だが、襲撃を目撃した証言では、店を襲ったのは五人組。そいつらは、金品は取られず、必要以上に店を壊し、オーナーの啓介を傷つけていなかったようだ。状況からして、店を襲った理由はお前だろうな。啓介は人に恨まれるような人間ではない。違うか?」

 

言われて、考える。なにかと悪目立ちする彼にとっては、恨まれる覚えなど腐るほどあった。怒りで頭が上手く働かない中、辛抱強く記憶を辿ってみる。


「入学してすぐ、三年に絡まれて金剛鬼(こんごうき)ってチームに誘われたことがあった。だが、断ったら脅されて強引に勧誘してきたから、力ずくで黙らせてやったことがある」


「候補のひとつか。確か、金剛鬼は最近できたチームだ。喧嘩の強い連中を仲間に誘い、強引に引き入れているらしい。チームは少数ながら、急速的に勢力圏を広げているとも聞いている。初めにいっておくが、考えなしに行動は控えろよ。お前は喧嘩が強いのは、闘気が使えるのもある。教えた本人として責任を感じてしまうからな」


「……」

 

亮平は頷いた。しかし、暁との約束を守るつもりはない。

 

少し頭を冷やしてくると、暁に伝え病室を出る。


「兄貴が襲われたのは俺のせいだ。なら、奴らに自分がなにをやったかをわからせるのは、この俺しかいないだろうが」

 

亮平は病院を後にし、早々金剛鬼に勧誘した本人に会いに行く腹つもりだ。居所など知るはずもない亮平だったが、勧誘した彼らはその高校では有名な不良。同類の連中に居場所を聞き出せば、じきに見つかるだろう見当していた。


「大変だったらしいな、俺らでよかったら力になるぜ」

 

当初は亮平の突然の来訪に驚くも、次第に心にもない言葉を吐き出し、不快な笑みを浮かべる。


「センスがなさすぎて、笑えねぇよ」

 

数発叩き込むと、あっさりと自分らの溜まり場を口にする。

 

聞き出した溜まり場は、古いビルの一室。躊躇いなく乗り込んだ。


「お前が金剛鬼の頭の高槻(たかつき)か?」


「お前は、須賀亮平か。何しにきた? 仲間に入る気になったという顔じゃないようだが」

 

金剛鬼の溜まり場には、五十人。いくら、喧嘩が強く闘気が強かろうが亮平の戦闘能力は人の域を脱していない。

 

しかも――


「お前だけが、闘気が使えるわけじゃないだよ」

 

金剛鬼の何人かは、闘気を嗜んでいた。

 

だが、怒気が爆発寸前だった男にとっては関係ない。これ以上我慢する必要はなく、理性がとっくに焼き焦げていた。襲撃の首謀の顔を捉えると、猪突猛進(ちょとつもうしん)と駆け出す。そして、腹腔に溜まった怒りをはきだすように、激情の嵐に身をまかせて暴れ回った。

 

ところが、阻む兵隊らのせいで、なかなか高槻に辿り着けない。


「そう、怒るなよ。お前がいけないんだぜ、俺らの誘いを断るから」


「やはり、お前らが犯人かっ!!」

 

亮平の口腔が、大きく開く。殺気を乗せた怒声が飛びだし、高槻の面で弾けて嘲笑へと変じる。


「なんのことだ。ただ俺らの仲間にならなければ、てめえの不都合が起こるかもしれないがな」

 

高槻だけではない。他の連中らも嘲弄(ちょうろう)する。

 

憎悪の炎が爛々と双眸を光り輝き、視界が真っ赤にそまる。血液が沸騰しそうになった。

 

亮平は理性が飛び、意識がなくなるまで大立ち回りを演じる。その戦いぶりは、周囲一帯を焼き尽くす猛火のようだった。

 

次に意識を取り戻すと、ベッドでねかされていた。身体中に包帯を巻かれ、傍らには知らない男が座っている。


「気がつきましたか?」

 

スーツを身に着けたサラリーマン風の姿。目元にはメガネをかけ、七三わけされて特徴がない顔。口調は柔らかく、警戒心を紐解かれていく声音だった。


「どうなっている」


「それは、私が聞きたいところですけど……まあ、先に説明しますと、ここは私の知り合いが経営している病院です。酷い怪我をしていた君が、人気のない路地で捨てられているのを発見しましてね。慌てて病院に運んできたのです」

 

ぼんやりとする頭で、なんとなく事情を理解する。この男が助けてくれたことを理解した。


「じゃ、さしつかえなければ、君のお名前と事情を聞いても宜しいですか? ちなみに、私は宮本です」


「須賀亮平。怪我は喧嘩に負けただけだ」


「ただの喧嘩にしては、やり過ぎるようにも思いますけど。しかし、意外ですね。私は人を見る眼には、多少自信があるほうでして」

 

なにがだよ、と眼で問いかけた。


「君は強い、私にはそのように見えるのですよ」


「大外れだ」

 

亮平は己を皮肉るように、痛々しく青く腫れ上がった口元の端を引き伸ばした。


「俺は弱い。俺のたった一人の家族も守れず、その家族が大事にしている店も守れない負け犬だ」

 

しぼり出すような声音だが、憤然としたやや強い口調で発する。そのたびに身体中が激痛を訴える。しかし、それは己の無力を知らせるだけで、たいしたものではない。激しい悔しさと怒りが、その痛みを無にひとしくした。どうしようもなく、握る拳が震えている。


「もし、よければ私の提案を聞いてみますか」


「提案?」


「はい。誰かを守るにはどんな綺麗な言葉を並べても、結局は力が必要です。その力は大きくわけて三つ。個人の戦闘能力、智謀、数の力といったものですね。常に勝敗の優劣は三つのうちのどれかが優れて、勝敗が決まるのです」


「……」


「私が須賀くんに協力できるのは、個人の戦闘能力としての強化です。数を率いるのに手っ取り早いですし、自身を守るのは結局自分自身の力ですしね。どうでしょう、力を求めますか」


「どうして協力してくれる? まさか、ただの善意とか吐くきかよ」

 

宮本の提案は亮平にとって都合がよすぎる。うまい話には必ず裏があるものだ、胡散臭い提案に少年は不審感から目を細めた。


「確かにいきなり力を与えると言っても、怪しまれてもおかしくないと思います。ですが、私の勤めている会社が深刻な人材不足でしてね。有望そうな人たちにこうやって力を貸し、もしよければ会社(うち)に就職してもらおうと考えているのです。駄目だったとしても、少なくとも会社のイメージアップに繋がりますし。ですら、私の行動は善意からではなく、ちゃんと打算からくる行動ですので安心してもらってけっこうですよ」

 

彼の話がすべて本当だとはかぎらないだろう。だが、このまま金剛鬼に泣き寝入りするのは、亮平にとっては耐えられなかった。

 

少年は悪魔に魂を売るつもりで、彼の話を受け入れることにする。

 

亮平は宮本との出会いにより、人生を大きく変えることになった。力とは異能だ。彼の仲介によって、異能者となれる薬を手に入れる。

 

無事成功し、亮平の属性は影だ。運よく戦闘強化に繋がるものだった。

 

――そして、


「……頼む。もう、許してくれ」

 

あれだけ俯瞰(ふかん)してみていた高槻が、亮平に馬乗りされて顔を殴られていた。顔は原型を失っており、もはや抵抗の意思はない。


「た、頼む。自首するから、これ以上は……」


「ふざけるなよ。俺の大切なものを壊しといて、無事ですむと思っているのか」

 

獣が唸るような声と魂までも凍らす瞳をむけ、眼前の男を脅す。青ざめた高槻は震えあがり、狂ったように謝罪の弁を述べた。


「ち、違うんだ。俺は、ただ頼まれただけで!」

 

いま、振り下ろされようとした拳がすんでのところで止まる。


「……誰に頼まれた」


「わからない、会ったことないんだ! 連絡はすべてメールのみで、相手のことは名前のMとしかっ」

 

Mがどこで高槻の連絡先を知ったのかわからない。しかし、ある日、突然彼のスマホにメールが送られてきたという。メールの内容は、須賀ナナの店を襲撃しろというものだった。報酬は前金だけで百万、お願いする依頼の完了後に百万払うというものだ。


「なぜ、わざわざうちの店を襲う理由がある」


「俺は本当にしらないっ。俺らは楽に大金が手に入ると思って、依頼を聞いただけで……」


「他には」


「……メールには、お前の兄貴には絶対――」

 

会話の最中、高槻の様子に異変が起こる。


「おい、どうした」

 

無言。目先でみるみると、顔から生気が失われていくのがはっきりとわかった。目を開き、口を開けたまま言葉を発せずにいる。まるで、死んでいるように、ピクリとも動かなくなった。

 

亮平が、何が起きているかわからずにいると、


「お疲れさまです、亮平さん。どうやら、上手くいったようですね」


「――あんたか」

 

背後から現れたのは、スーツに身を包む宮本だった。


「安心してください。この()()は私の方で処理しとくので、亮平さんに煩わしい手間はかけません」


「なぜ、あんたがここにいやがる――待て、それよりも遺体ってこいつは死んでいるのか」


「そのようです。亮平さんが止めを刺す前に亡くなったみたいですから、持病でも患っていたのですかね。まったく、お気の毒なことです」

 

けろり、と話す宮本は目の前で人が亡くなっているというのに、平然とした様子で受け入れ、その後の対応も行うという。


「あんたが普通の会社員でも、勤めている会社も通常とは別物なのもわかりきっている。だが、安心しろよ。お前たちが何者だろうが兄の治療に協力するかわり、お前らの会社に入社してやる」

 

亮平の兄は病院に運ばれてから二週間経っても、まだ意識は戻っていない。その原因は医者もわからず、四苦八苦している。


「それはけっこう。もちろん、我々も啓介さんの治療の件は、しっかりと動いていますよ」


「本当に、治療属性なんてあるのだろうな」


「ええ、実際異能からは、いくつか怪我や病気に効果がある治療属性は見つかっています。ですが、残念ながら啓介さんに効果が見込める異能は発見されていません。だからこそ、亮平さんには異能者となれる人材を集めて欲しいのです。この東京、世界中から優秀な若者が集まる環境が整っていますし、亮平さんが元気のいい若者たちから指示されるようになれば、目的も早まりますしね」

 

東京には本条学園を中心に、数は少ないが闘気を教える学校や道場がある。闘気の指導者となるには国からの許可が必要となった。彼らは国から認められ、高水準な指導を受けられるのは確かだ。

 

学びたい多くの人間は最高峰の教育機関、本条学園を目指すものの、結果が芳しくない者は他の学校や道場に入るのがよく見られる展開だ。

 

宮本がいう東京に亮平が求める異能者がいる、もしくはこれからなる人間がいる可能性はけっして低くはない。

 

それを理解して、亮平は彼らの話を呑んだのだ。

 

宮本たちは並行して情報網を駆使し、日本だけではなく、世界中から治療に関する異能を調査することになっている。


「言われなくてもわかっている。そのかわり、あんたらも約束を守れ。もし、(たが)えばどんな方法を使ってもお前たちに地獄をみせてやる」

 

腹底で彼に飼われる闇が激情して荒れ狂いつつ、しかしその瞳は嘘のように波紋ひとつなく、静寂なもの。それがかえって不気味さをあたえ、見られた者が恐怖して震えさせた。


「もちろん、重々承知しておりです」

 

背筋を凍らせる視線を送られ、それを臆することなく、宮本は真っ向から受け止める。その顔は涼しく、完璧な笑みを浮かべて了承した。

 

金剛鬼は東京から消え、しばらくしてブラッドエンジェルが誕生した。

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