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幼馴染みは彼女に入りますか!?  作者: もものち
遥香とカナとの日々
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ホントノキモチ

……なんでこんなことになってしまったんだ


カナと俺は同じ脱衣所で服を脱いだ…

仕方ないじゃん!1つしか脱衣場ないんだから!!

でも俺は見てないぞカナの全裸なんてな!!

でも脱ぐときの布の擦れる音が聞こえて、心臓バクバクだった。

「じゃあ行きましょうか」

タオルで前を隠しているがボディラインはしっかり見えていて、カナは恥ずかしそうに温泉に向かった。

「お、おう」

何となく目を逸らして俺は答えた。

直視?この俺に出来るわけないじゃん。


温泉にタオルを付けるなんてご法度だ。

これ何を意味するか分かるか?

そう俺達はタオル無しで温泉の中に入ることになる、隠すものはなしってことだ。


俺は温泉に入る直前にタオルを外し、先に温泉に入った。

その時

「…健人くん」

そう呼ばれた方向を見ると、生まれたままのカナの姿があった。

湯気が強くてよく見えなかったが、ナイスだ湯気!ちょっと残念だったが、さすがに俺には刺激が強すぎる。


するとカナは俺の方に近づいてきた。

こう言った

「健人くんは私のことどう思いますか?」

どんどんカナが近づいてくる。見えちゃう!見えちゃうから!!

「家事もしてくれるし、めっちゃ助かってる!作る料理は全部美味しいし、感謝してるよ!」

俺は目を逸らしながらそう言った。

「そうじゃなくて…」

そしてカナは俺にピッタリ体を合わせた。あ、当たっている。

「……私を異性としてどう思いますか?」

俺は迷ったここではぐらかそうと思えば、いくらでもはぐらかせる。

でもはぐらかせても意味が無い。

「素敵だと思う、真面目で、なんでも出来て、それでもたまに不器用なとこもある、俺はカナに感謝しきれないほど世話になった、一緒に暮らしてきてとても楽しいよ」


「じゃあ私と…」


でも彼女には嘘をつきたくない、傷付くかもしれない、でも俺は…


「カナ気持ちはとても嬉しいよ、でも俺は…」


その先を言おうとするとカナが言った。

「私じゃダメなんですか?」

悲しそうにそう言った。

「私は健人くんのことが好きです、大好きです。いつも私を助けてくれるヒーローです、そんな健人くんのヒロインにはなれないんですか?」

胸が苦しい。

俺が黙っていると、カナはこう言った。

「分かりました、ならこの2日間は恋人として私と旅行して下さい」


カナが真面目に俺の目を見つめて言った。

初めてみる表情だ

「わかった」

俺はそう答えた。

カナの気持ちには答えられないかもしれない。

でもそんなこと今は関係ない。

今だけはカナの恋人でいよう。

そう思った。

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