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幼馴染みは彼女に入りますか!?  作者: もものち
遥香とカナとの日々
30/37

遥香とデート

ここまでの「おさかの!?」

カナとの決闘に勝つことのできた遥香、決着がついたようにみえた…。

だがまだカナは諦めていなかった!


「次はデート対決ですよ!!」

「「デート対決!?」」

2人で声を揃えた。

「そうです!行く場所は自由、明日は遥香ちゃん、明後日は私でいいですか?」

「いいよ!やってやるわ!」

俺の意見など聞き入れられなかった。

「いや、俺の許可…」

「行ってくれますよね!」

すごい眼光でカナが言ってきた。

「はい、行かせていただきたいです」



〜次の日

今日は遥香とのデートだ、正直めっちゃ楽しみ。

だって最近は色んなことがあって、2人で遊びに行ったりしていなかったし。


そんな朝、待ち合わせ場所に行こうと家を出るとお隣さんの日坂家の前で何かゴタゴタが起きているようだ。

「萌よ!今日は大きな公園に連れていってくれる約束じゃ!」

「毬ちゃん!ごめんね!急に病院から呼び出しきちゃって!また今度!…ね?」

「いやじゃ!いやじゃ!家で留守番はいやじゃ!」

どうやら状況は見てのとおりらしい。

すると萌さんは俺を見つけた。

「健人くぅぅぅん!!!お願い!一生のお願いだから、毬ちゃんを大きな公園に連れて行ってくれない?」

くそっ、この後、遥香とデートなのに!

「ぐすっ…ぐすっ…」

毬は萌さんの後ろで泣いていた。

「お前いつからそんなキャラになったんだよ…」

「わらわはずっと…ぐすっ…楽しみにしてたんじゃ!」

さすがにロリの涙は強い、俺は遥香に電話をかけた。

「すまん!遥香!今日のデート、毬も追加でいいか?」

すると遥香は嬉しそうに「OK」とのことだった。

「ありがとね!健人くん!毬ちゃんはちゃんと健人くんの言うこと聞くんだよ!あっもうこんな時間!行ってきます!」

「行ってらっしゃい…」

すると、萌さんはダッシュでマンションを駆け抜けていった。働くって大変だ。


「お主らのデートの邪魔をしてしまって、すまないな」

「子どもが気にしてんじゃねーよ」

たまにも毬もわがままが言いたいのだろう。


待ち合わせの駅に着くと、白いワンピースを着た遥香が待っていた。

少しの間見とれてしまった。

その時間は長くとても儚く感じた。

「おー毬ちゃん!おはよー、じゃあ公園いこっか!」

「そうじゃな!よろしく頼むぞ!」

毬は嬉しそうだ。

「遥香、ごめんな、その2人で遊ぶつもりだったのに…」

「気にしない!みんなで遊んだ方が楽しいし!ね?毬ちゃん」

「そうじゃな!みんなと遊ぶ方が楽しい!」

さっきの申し訳なさが楽しみで吹き飛んでいるようだった。



〜午後5時

辺りは薄暗くなり、そろそろ帰ることにした。

本当に一日中公園の中で遊びまくった、小学生は元気だから、俺はついて行くだけでヘトヘトだった。

「もうこんな時間か、帰るか」

「そうじゃな!」


帰りは3人で手を繋いで帰った。

もちろん毬が真ん中でだよ!

「健人よ」

「なんだ?」

「こうして見るとわらわ達は家族のようじゃな」

影を見た毬がそう呟いた。

「そうだな」

「遥香がお母さんで健人がお父さんじゃな!」

「そうだな…そんな未来があってもいいな…」

俺がそう呟くと遥香が顔を赤くして、話さなくなった。

すると次は毬がふと呟いた


「夢はずっと続けばいいのにな…」



毬をマンションまで送り、次は遥香を家まで送ることになった。

「なぁ遥香、俺はさっきみたいな未来がいいんだ、普通の家庭をお前と築いていきたいな」

そして俺は遥香を見つめる。


「だから!」


すると遥香は俺の口を人差し指で塞いだ。


「私がカナとの勝負に勝つまで、お預けだよ?」

「は、はい」



いい所だったなのになぁー



6時、辺りは暗くなり電柱の光が遥香と俺を照らす。

このまま光の中に遥香が消えてしまいそうで怖かった。

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