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小食ーズと直矢

どうも、安定の超亀更新です。ごめんなさい。


でもまあ、前回に比べたら大分早いかななんて思ったり……w


せめて月一で更新したいなーなんて思うけど一か月なんてあっという間に過ぎちゃうんですよねー……

「お待たせいたしましたー。」


席についてしばらくしてからウェイトレスの人が注文したものを全部一人で持ってきた。


全部! すごい量を! 一人で!


腕に乗せたりして運んでるけど……バランス感覚おかしいでしょ……


「―――とペペロンチーノとマルゲリータでございます。」


全部の料理の名前を言い終えて、ウェイトレスさんが戻った。


「……すごかったね。」


「そうだな。流石に真似できる気がしない。」


「そんなことよりも食べよ! 料理! ピザ!」


「そうだな。いただきます、と。」


直矢が手を合わせて言う。


「あー……いただきます。」


直矢が手を合わせるのを見てなんとなく合わせなきゃいけない気分になっていただきますを言う。


「いただきまーす!」


「いただきます!」


「いただきまーす。」


後の三人も手を合わせて言う。


ファミレスでいただきます言うのなんて初めてだなぁ……


「さて、食うか。」


言うやいなやドリアを食べ始める直矢。


「うまいな。」


「私も食べるー! あ、ピザみんなで食べよ! どうぞどうぞ、食べて食べて!」


雛ちゃんがピザを手にとりながら言う。


「んじゃ、遠慮なく。」


澄也がピザを一切れとって食べる。


「じゃあ私も貰おっと。」


俺もピザをとって食べ始める。おお、ここのマルゲリータ初めて食べたけど美味しい。


「それじゃあ、いただきますね!」


エディがピザを食べる。


「いいのか? じゃあいただきます、っと。」


直矢もピザに手を出す。


「おお、ウマいな。」


「そうだね、このピザ美味しい!」


雛ちゃんもパクパクピザを食べる。


「ですね! 美味しいです!」


あっという間にピザが後一切れに。


「……誰が食べる?」


こう、最後の一切れとなるとなんとなく譲り合っちゃうっていうか、なんていうか。


「私はもういいよー。二切れ食べればもう十分。」


「僕もですー。まだパフェあるし、二枚食べちゃったし、これ以上食べれないです。」


「僕もいいかなー。今日珍しく朝飯食べたから昼あんまり入らない。」


俺もいいかなー……自分の分食べきれるか怪しいし。


「うーん……楓、食うか?」


直矢に聞かれたけど、


「うーん、いいかなー……そもそもこれ食べきる自身もないくらいだし……」


「そうか。なら俺が食うけど、いいか?」


「いいよー。」


皆も頷く。


「ほんじゃ、いただきます、と。皆飯食わなさすぎだろ。餓死するぞ。」


直矢がピザを食べる。


俺も自分の分食わなきゃ


しばらく皆無言で自分の飯を食べる。雛ちゃんはなにやら携帯をいじっている。




……うーん、どうしよう。半分くらい食べたところでもう腹一杯だ。予想はしてたけど、こんなに食べられないなんて……


「ねえねえ直矢ー……」


食べてもらお……


「ん? どうした?」


直矢はもうすでに食べ終えて爪楊枝で歯に挟まったのを取っていた。


「えーと……その、食べきれないから食べてくれない?」


「マジか。まあいいか。貸してみ。」


「じゃあお願い。」


フォークにパスタを絡めたまま直矢に皿を渡す。


直矢が皿を受け取って一口食べて呟いた。


「……ウマいなこれ。」


「でしょ?」


美味しいんだこれ。



その後、すぐに直矢は食べ終わった。


「ごちそうさまでした、と。」


直矢が手を合わせて言う。


「さて、食い終わって、長居してもやることねえし出るか?」


「そだね。出よっか。」


皆で席を立つ。しかし、座ったままの人間が一人。


「……澄也、起きろ。出るぞ。」


澄也だけは机に突っ伏して寝ていた。


「んー……? 了解……ふわぁー……」


「おし、行くか。」


「あ、レシート持ってかないと。」


直矢がそのままレジに行きそうになったのでレシートを取っていく。


「ああ、そうか。レシートくれ。」


「え? あ、うん。」


言われた通り直矢にレシートを渡す。


レジにつくと、直矢は鞄から黒い革の長財布を取り出して一万円札を出して支払おうとする。


「え、割り勘じゃないの? いいよ、自分の分は自分で払うよ。」


直矢を止めようとするが、


「ん? いや、男が女に払ってもらうのはいかんだろ。別に金はあるし、大丈夫だぞ。」


「……」


中身は男なんだけど、という思いを込めて直矢を睨む。


「あー……まあ、気にすんな。清嶺地もそれでいいか?」


「んー……まあ、私は直矢君がそれでよければ別にいいよ。でもまあ、別に高校生だしそういうのはあんま考えなくていいんじゃないかな?って思ったりするけどね。」


「そうかー……うーん、そうか。それもまあそうだなー……まあ、ここは俺が払う。」


そう言って、直矢は支払いを終えてきた。


まあ、直矢ならいくらでもお金湧き出てくるからね……こっちはいくらでも払えるのに雛ちゃんにわざわざ負担してもらうのも申し訳ないっちゃ申し訳ないし……


「このあとどうする? まだどこか行く?」


店から出て、雛ちゃんが聞く。


「うーん……別に午後もすることなくて暇だからどこか行ってもいいけど……この辺何かある?」


この辺に何か遊ぶ場所あればいいけど……


「この辺確かでっかいゲーセンあるよ。そこで良ければ場所分かるけど……ゲーセンでいい?」


澄也が言う。まあ、確かに女の子が行って楽しいのか謎なところではあるよね。俺は大好きだけど。


「私はいいけど……二人ともどう?」


「いいですね! 面白そうです!」


エディは賛成。


「行ったことないけど、面白そう! 行ってみたい!」


と雛ちゃんも賛成。


問題ないね。


「ほんじゃ、行こうか。ついてきて。」

直矢の食事量、皆さんどう思います?


僕的には割と普通なんですよね、これが。


部活後なんかはガツガツ食べちゃいますねーw なので、直矢以外のメンバーの量は、すごい不自然な感じがしたり……

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