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俺の周りは異常です。  作者: 堕天使
1/1

イベントありすぎる一日。

俺は神田 優

ちなみに高校2年。


普通に中学卒業して

普通に高校に入学。

普通にいままで過ごしてきた。

普通な男の

普通な人生。



そんな普通の生活から

俺はとんでもない生活になることは

今はまだ知らなかった。





今は春と夏の間。といっても6月

いつも通り

普通な朝がやってきた。


ピピッピピピピッピピピピピピ


目覚ましが俺を起こす。


「つったく。うっせーなぁ.......」



といっても起きなければならない。


俺は現在一人暮らし。

おふくろは妹を生んで3年後に死んだ。

おやじは今海外での仕事。

俺も海外に行く予定だったが

日本で普通に暮らしたいと思ったから

おやじに許しを得て

今に至る...

俺は3人兄弟の真ん中。

妹は小学生、姉は大学生らしい。が

毎年送られてくる手紙に妹と姉の写真が入っているのだが

俺と血が繋がってるのかと疑うくらい美人だ。


いつもと変わらず

朝起きてパンをほお張る。


「今日は買い物してこねーと食材ねえな。」


そんなことを考えながら

制服に着替えた。


ピンポーン


「うぃー。今行く」


ガチャ


「おはよう。ゆーくん。寒いねー」


「おはよ。行くか」


「うんっ」


こいつは幼馴染の倉元 らいか

言いたくないが

びっくりするくらいの大きい胸。

正直こいつに彼氏ができないのが不思議だが...

まぁこいつ。

性格がマイペースだもんなぁ。


「今日席替えだね~」

「あ。そうだな...お前はいいよなぁ窓側の席だったもんな。」

「なんで?」

「寝れる。さぼれる。こんな最高なことねぇじゃん?」

「あはは。ゆーくんらしいね。」

「そうか?」

「でも、早く席替えしたいな」

「なんで?」

「だってゆーくんの席から遠いじゃん。だから寂しかった...かな」

「お前は何も言わなくてもみんなからチヤホヤじゃねーか」

「むー。みんなは友達。ゆーくんは親友.....」

「でも異性でまともに話せるのお前だけだよ。まぁ親友だもんあ」

「うんっ....そう...だね。あっ!!今日日直だから早く行かなきゃ」

「あ。俺も行こうか?」

「ううん。大丈夫」

「そうか。後でな」

「うん!後でね」



そういって

髪をなびかせながら走っていった。

桜が舞い散るなか可憐な美女。

いい絵だな。



ガラガラ



「うーす」

「うーす」

「今日は席替えですなぁ....」

「何。お前もか」

「え?何何。」

「いや、らいかも言ってたなと」

「お前はいいよなー」

「なんで?」

「俺なんてよー幼馴染すらいねーし。朝一緒に来てくれる

巨乳美女はいないんだ。このリア充が。」

「いや、俺はリア充じゃねーぞ。というかあいつを彼女とか好きとか

そういう目線で見たことねーから。」

「あ。巨乳美女は否定しないんだ。ふーん」

「すまない。それだけは無理だ。」

「だよなー....」


こいつは鏡 勇汰

俺と同じクラスの親友。



「お前ら席つけー」



「今日は待ちに待った席替えだな。」


やっぱりやるのか。

あーくじ運がいいですように。



「今日実は転入生がいる。入れー」



(こんな時期に転入生?というかどうせ男だろうな...)



ガラガラガラ


「自己紹介しろ」



「始めまして。月風 未来。よろしく」



「かっかわいい....」

「彼氏いるかな?」

「あの子やばくない?」

「うんうん。可愛い////」


クラス中好評価の声。

にしても

真っ黒な髪にツインテール。

目は少し釣り目でピンクの唇。

これはまぁそこらの男はほっとかねーよな


「丁度いいな。今からくじで席替えする」


「文句なしの一回だぞ」


「はーい」


「じゃあ。委員長あとは頼んだぞ」


「はい。」




ガサガサ


俺は18番か。お。キタ窓側!!

うわー今日は贅沢に肉料理でもするか(*´ω`*)


隣は.............


「よろしく。」


よりによってこいつなのか。

転入生の月風さんっ...


「よろしく。どっから来たの?」

「アメリカ。」

「へーハーフ?」

「違う。14年間あっちで暮らしてた。うざいからもう話かけないで-」

「帰国子女なんだ...」






「.......................」





「.......................」





俺とってもこの席不安です!!!!!!!!

えっ何。

なんてしゃべればよいのでしょうか神様。

やりにくいよ。

どうしたらいいの。

あーあれか。よくあるツンデレね!!!

絶対この子無理だわ。


「ゆーくんっ」

「お。お前俺の斜めか!!」

「うんっ。よかった」

「俺も話せる異性いてよかったよ......」

「ん?」



と神様は俺に微笑んだ。

あっというまに時間は過ぎ

下校時。


「ゆーくん。今日先帰ってて」

「おう」

「バイバイ」

「明日」


月風さんはずっと本読んでるし。

よーし買い物して帰るか。



「えーと、豚肉....」

「あっ優くんじゃない!!」

「あっおばちゃん」

「今日今から丁度半額シールはろうと思ってたのよ」

「本当ですか!?」

「うん。はいっ。どれがいい?」

「んじゃ...これで」

「はいはーい。どうぞ」

「ありがとうございます」

「またきてね」

「はい!」


うっしゃー今日はしょうが焼きにしようかな

野菜も買ったし。

よし帰ろう







路地を曲がって家につい....



誰?....え。俺の家の前に立ってる

幼い女の子は誰かな?



「はぁ!!!お兄ちゃん!!!!!」


「待って待って待って」


見知らぬ幼女に抱きつかれた。

え。俺はその...

待った。これめちゃ恥ずかしい。

やばい。まずおばちゃんの井戸端会議の議題になる前に

全力で家の中に入るぞ。

今は誰も見てない。大丈夫。

連れ込むようには見えないぞ....



よいしょ、


「で。君は誰?」

「誰って...酷いよお兄ちゃん!!!妹だよ妹」

「名前は。」

「楓!!!!」

「なっ」


確かに

妹の名前は神田 楓.........


「ねっね!?お兄ちゃんは優でしょ!?」

「あっ。はい。」

「わぁ信じてくれたっ!!やった!」

「あの、お聞きしたいんですが。確か小学生ですよね?」

「うん」

「一人でここまできました?」

「うん」

「確か海外で暮らしてたんじゃ」

「うん」

「え。」

「ここまで一人できたの。」

「親父は。」

「おやじ?」

「お父さんは?」

「あぁお父さんなら置いてきた!!!」

「置いてきた!!!....どこに」

「アメリカああ」

「あらまぁ.....」


っ待って。

まず一旦落ち着こうじゃないか。

まずは、この子は妹。

そしてこの子はアメリカから一人でここまで来た。

そしてこの子は親父を置いて......


「ここにいることはお父さん知ってるの?」

「ううん」

「多分。行方不明で探してるよね」

「えへへ」

「えへへ....じゃねえええ」

「うぅ」

「あぁごめんね。」


電話.....あ。

携帯に一応アドレスが。

あったあった。

とりあえず連絡を。


プルルルルプルルルルル


「ぼしぼしいいうわっんうわあああ」


あーこりゃまぁ号泣してるよ。


「あ。俺。優だけど」


「どうしたらいいんあだああああ」


「あ。そのことなんだけど」


「えっ」


「妹俺の家にいる。」


「ええっ」


「変わるな」


「おとっさあん。日本きたよおお」


「....かえでえええええええええええええ」


「な?どうしたらいい。今でも返そうか」


「やあや!!!お兄ちゃんといる。」


「かえで!帰って来い!!」


「やああああああああああ!!!」


「えー....................」


「かえで!だめだぞ!!」


「でも俺。仕送り多くしてくれたらいいけど。」


「しおーくり?」


「お前っ......俺の娘を」


「親父なんかしたのか」


「いや何も。」


「本当?」


「あ、あぁ。よしお前仕送り増やすからそれ以上聞くな」


「わっわかった」


いや、わかりやすい親父持ったな俺。


「やたああ。」


「その変わり。いい子にすること」


「あーい」



実は俺一人っていうのなれたけど

最近なんとも言えないこう。。。

みんな家族がいるのに俺だけ一人だったというか

まぁ海外にいるからそういう...なんとうか



そういう暖かさに触れたかったんだよな




「じゃーまず。そのリュックに入ってるのは服とか?」



「うん。あとねー数日後にいろいろ届くよ」


「え、君は本当に小学生かな」


「うん」


「まぁ一軒やだし。開いてる部屋あるし。いいか」


「えへへ」


「んじゃ、飯でもつくりますか」


「うんっ」



これからどうなるのか。

もうこの時点でいろいろぐちゃぐちゃになって。

けど近くに家族がいる暖かさに触れて

幸せを得た。






始めまして。この小説を書いた堕天使です。

今回この作品がデビュー作となります。が、思ったよりいい作品はできないもんですねwラノベ系を目指しているんですがー...辿り着けないwwスニーカー文庫、電撃文庫などといろいろ読んできましたがその作品もすごくおもしろく憧れてたんですよ。この作品はパッと浮かんで書いたものですから多少あれ?これパクってね?もあるかもしれないんですが(´・ω・`)できるだけないよう努力していきますのでこれからも続きあるので見ていただけると幸いです。気軽に読んでくださいねwでは、よろしくお願いします!!

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