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備えたもので暴れましょう その1

工房から出て、駆け足で向かって外に行く。とりあえず草原の時のように話しかけてくるプレイヤーは今は居なさそう。


移動している合間に、忘れていたメモリー結晶とステータスを確認しておく。


【吸収した力】

HP:+20

MP:0

力:+1

魔:0

速:+2

スキル(2枠):【跳躍】【疾走】

状態:保存


HPと速が増えてる? スピドの実を食べた以外にそういうのを手にした記憶はないから、あの巨大ウサギを倒したおかげかな。状態は保存のままにしておこう。


種族:人間

HP:110/110

MP:50/50

適用中効果:有

力:2

魔:1

速:3

所持金:165G

 

メモリー結晶の効果が適用されたから、こっちもステータスが増えてる。今の弾が1マガジンで320Gだから、稼いで帰ってこないと……。


「って巨大ウサギの毛皮預けるの忘れてた。何処かに預けられる場所……」


「お困り……ですか?」


「そうでs……ココさん?!」


「あっ足は止めないで……貴方程度なら追いつける、から」


私の隣に並走する形でココが居た。こんな重そうな鞄使って、どうやって身軽そうに動けるのかホントに不思議。


「貴女のアイテム……今は一個だけならあずかる」


「本当に? ならお願いね」


「わかった……」


毛皮を渡すと、虚空に消えるように何処かに仕舞われる。私たちプレイヤーが使えるアイテム欄と似たものが使えるのだろうか。


「またね……」


「えぇ、またお願い」


そう言って忍者のように跳んでまた消えていった。渡りに船だったからこれで消える心配はなくなった。ココ相手だと、現実の経験でどうしても小さい子に対する口調になるけど、本人は気にしてなさそうだからいっか。


そして、そのまま私は草原へと戻って行った。


「ここら辺の敵は無視して、もう少し先の方で戦おうかな」


疾走はMPを使うから、普通の走りになるけど速のステータスが上がった恩恵が少し感じられる。


「そろそろこの世界で動くのも慣れてきたっ!」


通常のウサギ程度なら跳躍を使わなくても、ダッシュジャンプで飛び越えれる。僅かに違和感があった身体が馴染むのを感じつつ、前回死んだあたりまで来た。


「的は……居た、スライムなら良い敵かな」


流石にもう巨大ウサギは勘弁。倒し方は理解したけど、所謂過集中状態にしないとまだまだ辛い。スライムも認識したのか、私に向かって酸を吐いた。


「んっ……分かってたら余裕か。さようなら」


よく見ると中に拳大の石のようなものが見えるから、狙いを定めて発砲する。新調した拳銃から放れた弾丸は吸い込まれるようにその粘体を貫き、その石に命中した。


「一撃だね。ミンテさんに感謝しないと」


石が砕けると共にスライムも溶けて無くなる。反動もそこまでなくて、威力もこれくらいの相手なら十分そう。確かに発砲音は前よりも少し大きいから、そこは注意だろう。


後にはスライムゼリーと石の破片のような物が落ちていた。新素材かな?


名称:ミドルスライムの魔核破片

ミドルスライムの核を破壊して倒すと確定で手に入る。微量な魔力が込められている。

所有者:カグミ


名称:ミドルスライムゼリー

ミドルスライムの粘体の一部。一部の低品質な薬品の素材などに使用可能である。

所有者:カグミ


この前忘れていたスライムゼリーの確認も済まして、近くに敵が居ないことを確認しつつ歩を進めた。

読んで頂きありがとうございます。

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