少しの違和感と手掛かり
アルドside
「あそこだけ、紫陽花が咲いてる、、、」
本当だな、周りの植物は枯れているのに
あそこにある紫陽花だけは綺麗に咲いている。
しかも、一部分だけピンク色だ。
他は全部青色なのに。
俺らはおかしいと思い、紫陽花を切ってみる。
すると、ピンク色の紫陽花の中から鉄の扉が出てきた。
あおい紫陽花からは人の骨が出てきた。
、、、そういや紫陽花ってカルシウムが
多いと青くなるんだっけ、、、。
とりあえずはこの奥に進んでみようか。
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、。しばらく進んで思ったが、ここはとても不気味だ。
俺らの足音が辺りに響き、地下水路みたいなところ。
明かりはなく、物音も聞こえない。
、、、しかも、なんでこんな大規模な
建物、、、?地下が、滅ぼされた
街の下に隠されていたんだ、、、?
あの様子だと、中から誰かが出てきた様子は無かった。
だから、まだ誰かが生きているのなら
相手がテレポートもちでない限りは
中にまだいる可能性が高い。
しばらく進んでみたものの、景色は変わらない。
どれくらい歩いたんだ?終わりが見えない。
、、、おかしい。
そう思った俺はみんなに聞いてみることにした。
「なあ、流石におかしくないか?」
「だよね、、、」
「これだけ走っても終わりがないなんて
おそらく魔法か何かが原因だろうね。」
みんなに聞いてもおかしいと、
意見が一致したので魔術解除を使うことにした。
「アオ」
俺は人格の、アオに呼びかける。
俺の赤い髪が青く染まっていく。
次に目を開いた時には、オッドアイが
反転して、完全に青い髪になっていた。
そして、手を前に出して唱える。
「【破壊】」
パキィィィィィンッ
と、音がして、何かが破られたような音がした。