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少年少女異世界創造録〜世界を創る彼らにヒカリを〜  作者: 赤い天使
第一章創造者と破壊者
7/70

宴会

アルドside


新入幹部お披露目会の日になった


ちなみにアリスメラ王国の人たちを

迎えに行くのはレイに一任した


あ、決して押し付けじゃないよ?

レイがアルドは言ったらだめでしょっていうから

仕方がなく譲ったんだし。


ちなみに俺が総統ということとレイが総統補佐ということを言わないでほしいともう伝えてある


ちなみに宴会は一番広いエントランスホールでする。


もうすでに会場には大量のご飯やスイーツなど

色々置かれている


しばらく待っているとライトたちがきたようで

レイの

「お待ちしておりましたアリスメラ王国の皆様。

総統様がエントランスホールでお待ちです。」

という声が聞こえてきた。


そしてしばらくすると会場の扉が開き、

アリスメラ王国の人達が入ってきた


そして宴会が始まった


宴会が始まるとすぐにライトがこちらにやって来た


「やほ、アルド。宴会に呼んでくれてありがとな」


「ま、今回は新入幹部の

お披露目会兼同盟国との交流会みたいなもんだしな

とりあえず楽しんでくれ。」


「ありがとな!

とりあえず僕はあっちの方に行ってくるわ!

じゃあまた後で!」


そう言ってライトが去っていく

………まるで嵐だったな


そう思いながらグラスに酒をいれる


「………ぷはぁ………うまっ………」


「ちょちょちょ!アルド!それ度数高いやつ!」


「あ、………まいっか。」


「よくはないでしょ。お酒取り上げるよ。」


「いやいやいや…酔わないから大丈夫だろ。」


「そういう問題じゃない………。

………まあ今日くらいはいいか……。」


「おー!ありがとなー!」


っし、許可ももらえたしたくさん飲も。




数分後……………


結構飲んだ気がする。久しぶりに宴会開いたからか

知らないがついつい飲みすぎちゃったな…


あたりを見渡すとライトもワインを飲んでたり、

レイがめちゃくちゃご飯食べてたり、

サクラがジュリといっしょにスイーツ食べてたりと

各々が思い通りの時間を過ごしていた


その光景を見て俺は


宴会を開いて本当に良かったなと思った


アリスメラ王国の幹部や総統。

クリスタル王国の幹部や総統は人見知り。

人間不信で他の人を信用できない。


そんな彼らがこんなふうに楽しく過ごしている。


………………昔の俺等だったら考えられないな

俺とレイは感情をなくし

ソラ、カイ、リクは目に光がなかった

リリスは無力だと感じ目を離すと自殺しようとした

ジュリとサクラは………親にも友にも見捨てられた


そんな彼らが今こうして笑っているのは奇跡に近い

いや…………むしろ奇跡だな。


そんな奇跡に乾杯。


そう心のなかでつぶやいてお酒を飲み干した






「じゃ、僕らは名残惜しいけど帰りますね。」


そう言ってアリスメラ王国の人たちが荷物を持つ


「ああ、………じゃあ………バイバイ。」




「………また会いましょう。」


ああ………………

俺はいつになったらまたねと言えるのだろうか………



………無駄なことを考えるのはよそう。


明日からまた書類か……、

とりあえず今日は楽しかったしいいかな。




今生きているときを全力で楽しめればそれでいい。




たとえ明日が命日だとしても俺は全力で生きる。

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