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少年少女異世界創造録〜世界を創る彼らにヒカリを〜  作者: 赤い天使
第三章 自然の超越者
60/70

壊れ始めたセカイ

アルドside





今日もまた、いつも通りに目を覚ます。



そして、いつも通りに花に水をあげる。

その花は、昔レイ達がくれたローズマリーである。

ずっと長持ちしているな、この花。


そういえば、この花をもらったのは建国と同時だったな。



そんな事を考えながら外に出た。



最近毎朝のルーティーンになっている

俺が作り出した庭に向かう。





「え、、、、。」




そこに着いて出迎えてくれたのは

いつもの元気な花々でなく、






枯れてしまった花々だった。



俺はすぐに回復魔法をかけてみるが効果がない。



「っ、、、、。」


駄目みたいだな、、、、、。



どうしようか。そう思っているとインカムが入った。



「ごめん、みんな。そーとーしつにあつまってほしい。」



との連絡が入った。何かあったのだろうか。
















in総統室








総統室に入った瞬間俺は言葉を失ってしまった。






なぜなら。










サクラが幼児化していたからだ。



え????なんでそうなった????


「でね、はなしたいことがあって____」









話を簡潔にまとめると、世界の植物の均衡や健康、平穏を保つ

万賢妖精__エターナルフェアリーの故郷である

リードサティス国の真ん中にある大樹に異変が起きたらしい。



それにより、世界中のいろんな植物が枯れていっている。

そして、大樹に異変が起こったため、サクラも幼児化したという。


大樹が元通りになれば幼児化も

世界中の枯れた植物も元通りになっていくとのこと。


そして、今の自分では故郷に行くことも

難しいので協力してほしいとのことだった。


もちろん俺らはすぐにOKした。仲間の頼みだしな。



少し驚きだったのが、アイドラード王国の

幹部や総統までもが協力すると言ってきたのだ。


ちなみに理由を聞くと前々から

リードサティス国に行きたかったが、

アイドラード王国には万賢妖精がおらず、

行くことができなかったらしい。


まあ、そんなこんなで

同盟国全てで行くことになった。


観光も楽しめたらいいな、、、。

とりあえず一番の目的は大樹を治すことだ。


流石にサクラが幼児化したままだと

戦闘やいろいろとなことが不安だしな。


早い事解決して戻したいな。




にしてもどうしていきなり異変が、、、?


なぜなら他の精霊達が気づくと思うのだが。



とりあえずは向かってみるか。



だが、、、、、、、、。



なにか、、、、。



とても嫌な予感がする。

なんだろうな、この感覚は。

杞憂ですめばいいんだがな。



そんな考えを抱きながらも支度をする。




もう全員が支度を終えていたようで

俺が一番最後だった。



さて、、、行くか、、。

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