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少年少女異世界創造録〜世界を創る彼らにヒカリを〜  作者: 赤い天使
第三章 自然の超越者
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新たな同盟国

アルドside





無事にレイの記憶が戻り、一件落着した。


そのため、俺はまたいつもどおりに書類をこなす。


いくつか同盟をくみたいという国があったが無視する。

この国もあの国も裏では奴隷を売っていたりと

悪い噂が絶えない国とは同盟なんて結びたくないしな。



そんなふうにこれも駄目、これも駄目、と選別していく。



そんななか、一つの手紙に目が止まった。




この手紙も俺等と同盟を結びたいというものだ。


だが、今までの国とは違い

このアイドラード王国は人外が国のトップという噂がある。


その噂が本当かはわからないがとりあえず面白そうだ。


(過去幾度も面白そうという理由で同盟結んだ馬鹿)



んー……………とりあえず同盟くみたいという意思表示だけは

手紙に書いてお繰り返しておくか。


何も返信しないのであれば

同盟を組む意思はなしと判断されるからな。


手紙を送りそこねて戦争になった件がいくつあったことか。


………………まあ全部潰したけど。


とりあえずはこれを送りつけるか。


「【テレポート:アイドラード王国総統室】」


シュンッと音がして手紙が跡形もなく消える。


それと同時にソラがタイミング良く入ってきた。

………………本当にいいタイミングだな。


「ソラ、すまないが会議室にみんなを集めてくれ。」


「、?りょーかいー。」



______________________________________________________



「で、どうしたんだ?アルド。」


「ああ、同盟組もうと思ってな。」



「「「「は?????」」」」



「え?………聞き間違えたか、もう一回言ってくれ」


「ん?だから、同盟組もうと思って。」









「アルドが、壊れた。」


「壊れてないよ!レイ!!俺はいたって正常ッ!!」


「洗脳のせんも考えたほうが………」


「そんなに信用ないか!?!?俺!!!」


「どこで洗脳された…?」


「だから洗脳されてない!!!!」



こんな感じのが数時間続いて。

______________________________________________________



「やーかーらー!!洗脳されとらんって!!」


「まあ………これだけ洗脳解除しても戻らないってことは

洗脳されてないのか………………………………………?」


「…………やっと認めてくれたか………」


「で、話を戻して本当に同盟組に行くの?」


「嗚呼。だって俺等と同じような人外の国だぞ?

       気になるに決まってるじゃないか。」



「………くれぐれも気をつけてね。」


「わかってるよ、レイ。」

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