新入幹部だ!宴会だ!騒ぐぞぉぉぉ!
アルドside
戦争からしばらく時間が経って宴会が開かれる当日になった
いつも通りの動きやすい服を着る。
ちなみに今回のドレスコートは
自由なので適当に服を選ぼうとしたらレイに叩かれた。
なんで?ときいたら総統らしい服装にしろって言われた。
ドレスコート自由とは??
というかいつも着ている服は
国民に返り血を見せないために着ているんだけどな。
あと普通に動きやすいため。(侵入者を殺しやすいため)
俺等はもう人外であることを認識されているため
テレポートでアリスメラ王国に向かった。
やっぱテレポートっていいよな。時間がかからないし。
まあその代わり魔力使うけど。
にしても新入幹部か………二人入ったって言ってたけど
どんな人物なのかとても楽しみだ。
宴会の会場であるエントランスホールについた。
そこでは飾りつけや料理がすでに運ばれてきていた。
めちゃくちゃ美味しそう。早く食べたい。
まあその前に新入幹部の挨拶があるわけだが。
時間になったので新入幹部の挨拶が始まった
「今回新しく幹部になりました。
ソン=リドルです。これからよろしくお願いします」
「同じく幹部になりました。ウィル=リドルです。
ソンとは双子です。これからよろしくお願いします。」
まあ………普通に新入幹部紹介は終わった。
俺等の場合、そんな堅苦しいことはしない。
逆に俺等が堅苦しい儀式とかしたら狂ったかと思われる。
まあそんなふうに思われるくらい俺等はそういうのが嫌いだ
ずっとずっと縛られて生きていた人も………………
いや………………家系だの種族だのそういうのに
縛られて生きていた人が多いというかほとんどだ。
だから俺等はそういう儀式を嫌う。
過去を思い出してしまうから。俺の国の幹部たちは
少なくとも俺が知っている限りでは…………
とてつもない過去を抱えている。
いつかは………あいつ等も俺以外に話せる時が来るのかな。
………俺以外に信じれる人ができるといいな。
………………ま、今はこんなことを考えるのはやめよう。
せっかくの祝の席なんだ。楽しまなきゃ。
まだ………………この楽しい雰囲気に浸っていたい。
「ゴクゴク………………お酒美味しい。」
俺はアリスメラの幹部たちと酒を飲んだり話したりしていた
そして誰がこの中で一番お酒に強いかという話になり
飲み比べをすることになった。
ちなみに結果はおわかりだと思うが俺の勝ち。
そしてソンが下戸という事がわかった。
ちなみにウィルはお酒に強く
最後らへんは俺とウィルの二人で呑んでた。
「………………あれ、酔い潰れてるこいつらどうしよ」
その後ウィルと二人でそれぞれベッドまで運んだ。
…………はぁ…………全く手がかかるな…………………
でもたまにはこういうのもいいかもな。
翌朝俺とウィル以外は二日酔いで死んでた()
その後リリスが回復魔法をかけて無事に国に帰った。
少年少女異世界創造録のProfileみてくれ