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少年少女異世界創造録〜世界を創る彼らにヒカリを〜  作者: 赤い天使
第一章創造者と破壊者
27/70

トーナメント戦四

アルドside


第八回戦目


次はカリナVSライトか。



………………不安だからもう一枚結界増やしとこ。


さすがに三枚もあれば十分だろうと思い2人に合図をする。


合図をしたものの二人は先程と同じように全く動かない。


さっきみたいに魔法で戦うつもりか……?


そう思ったのもつかの間、ライトが一気に距離を縮める。

………………すんごいスピードだな………。

普通の人だったら何も見えないくらい。


そしてライトが剣を振るう。カリナはそれを受け止める。

あのスピードの斬撃を受け止めるのか……。強いな。


それに受け流すのではなくしっかりと受け止めれたのが凄い


俺は魔力量は多いが力はそこまでないため、

魔力なしではあれを受け止めることはできないだろう。


それぐらい凄い斬撃。


それを何度も何度も繰り返しているライトと

それを受け止めているカリナは化け物だと思う。うん。

あれは無理。受けたら確実に死ぬ。



そんなことを思っているとカリナが倒れてしまった。


もしかして受け止めた衝撃で全身がしびれたのか……?


そう思ったがどうやら違うようだ。


あの速い斬撃で静電気を起こし痺れさせたらしい。


さっきの試合の剣に電気を纏わせるやり方と同じだな。


剣に電気を纏わせるだけだと

相手に気づかれる可能性もあるため

時間はかかるが着実に降参させられるやり方にしたのだろう



第八回戦勝者はライト。




第九回戦目ライトVSレイ




………………結界もう一枚貼っとこうかな。




流石に5枚も結界を張れば

大丈夫だろうと思い俺は合図をする。


二人は走り出す。



走りながら相手に魔法を放ったり剣で打ち合ったりと

しのぎを削っている。


あたりに金属音が響き渡る。



と、レイがライトに斬りかかると見せかけて蹴り飛ばした。


ライトは不意打ちをくらい結界に飛んでくる。


ぶつかった衝撃でパリンッと音を立てて結界が割れた。


しかも2枚。



………………あれ。この結界ってさ。俺の魔力で作られたし。


なんならね。普通の蹴りとかさ。

拳とかでは割れないようにしたんだよな。



1枚ならあの馬鹿力のレイだからわかるが2枚はやばい。


この2人が本気でぶつかったらやばいと感じ結界を増やす。


そして一方ライトはあの攻撃を食らってもかすり傷一つ無い


両方バケモンだろこれ。しかもさっきのレイとライトは

お互いに魔法を使っていなかった。身体強化の魔法もだ。


つまり素であの威力。拳一つで国滅ぼせそう。


そしてライトが神の裁きの構えを取る。


レイもそれに気づいたのか能力を使いそれを無効化する。


それを何回か繰り返したあと無駄だと悟ったのか

魔法を使わずに戦い出した。


剣を振り下ろすたびにドゴオオオンと爆発音にもにた音がする。


そのたびに土埃で視界が悪くなる。


そんな中でも剣で打ち合っているのだろう。

ときおりカキンッと金属がぶつかる音がする。



そしてしばらくそれが続いたあと…………




斬撃や何かがぶつかる音が聞こえなくなった。




土埃が晴れる。





そこには……………





レイが立っていた。レイが勝った。




だが、レイはなぜか落ち着きがないように

辺りをキョロキョロ見回している。


どうしたんだ?と思ったのもつかの間。



上からライトが降ってきてレイに強烈な斬撃を食らわせた。



レイが消える。………………ライトの勝ちだ。



おそらくだが土埃で辺りが見えなくなった隙に上に飛び、

レイの視界から外れてしばらくして土埃が晴れたあとに

レイに切りかかったのだろう。

さすがにレイも上にいると思わなかったのだろうか。




とりあえずトーナメント優勝はライト!






………………次は…………俺対クリスタル&アリスメラ王国か。


あれ……………これ無理ゲーじゃね??

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