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少年少女異世界創造録〜世界を創る彼らにヒカリを〜  作者: 赤い天使
第一章創造者と破壊者
13/70

街にやってきた(許可なし)

アルドside


今日はレイと一緒に街にやってきた。

あまり城にこもりすぎると気分も滅入るしな。

たまには気分転換に街に出てみようということになり

誰にも言わずにお忍びでここまできた。



今頃リリスは


「どこいったんだよあのアホアルド、アホレイ!!」


とか言ってそうだな。


いやでもさ?別に街に向かうくらい

報告なんてしなくてもいいだろ。(駄目です)


俺はいつもの戦闘服ではなくなんか………

この前サクラとジュリが選んでくれた服を着ている

この服も動きやすさを重視して作られてるけど

着心地がとてもいいのでお気に入りの一つだ。


「街もだいぶ発展してきたね。」


辺りを見回しながらそういう。


「たしかにな……。」


だって数年前までは人の気配がしないくらい

この街も廃れていました。

良くここまで回復したと思う。


そう思いながら辺りを見回していると

ふと一つの建物が目に止まった。

俺は少しレイの袖を引っ張っていう。


「な、あれ。スイーツ店。あそこ行こうぜ。」


と俺が言うとレイが即答で


「いいね。行こう。」と言った。


実は俺もレイも甘党。俺は辛党でもあるが

やっぱり甘いものは正義。




カランコロン



軽やかな鈴の音が響く。


「いらっしゃいませー!

2名様でよろしいでしょうか?」


「嗚呼。よろしく頼む。」


俺とレイは席に案内された。テラス席。

辺りがよく見わたせる上に景色もきれいだ。


………いい店を見つけたかもしれないな。

今度からスイーツはここに食べにこよう。


そう思いながら俺はぼーっとしていた。


しばらくするとスイーツが運ばれてきた。

俺はショートケーキを、レイはティラミスを頼んだ


フォークで先端をゆっくりとさして口に運ぶ。


口に入れた瞬間に溶けるスポンジとクリーム。


………………めっちゃ美味しい✨


レイの方をちらりと見ると目を輝かせながら頬張っている


こうやって街に来るのは久しぶりだな。


そう思いながら食べ終わる。次はどこに行こうか。

会計を済まして店を出てしばらく歩いていると

アクセサリーショップが目に入った。

いろいろな宝石が置かれており綺麗だ。皆に買っていこう


「レイ、あそこ行こう。」


「いいね。何か記念品にでも買っていこうか。」


入店してしばらく商品を見ていた。

そして良さげなものを見つけた。ネックレスとブローチだ。


レイもそれが気に入ったらしくじっと見ている。


俺はネックレスをレイに。ブローチを幹部のみんなに

プレゼントしようと思いそれらを買った。


意外とたくさん買った割には安かったな。

そして俺等は店を出た。



店を出てしばらくの噴水の付近のベンチに腰掛けた


「レイ。これプレゼント。」


「アルド。これあげる。」と同時に言った。


レイから受け取ったのは俺が

レイに買ったのと色違いの赤色の宝石がはまったネックレス


「ありがとな!」


ちなみに

俺はというと透明の宝石がはまったネックレスをあげた


レイはそれがとても気に入ったらしく

いつもつけているようになったのはまた別のお話。





やっぱり街を自分の目で見るのも大事だな。

………………この楽しい時間がずっと続きますように。

その後城に帰ってリリスに怒られたあと

ちゃんと幹部全員にブローチを渡しました☆


サクラには桃色のブローチ。


ジュリには緑色のブローチ。


ソラには水色のブローチ。


カイには青色のブローチ。


リクには茶色のブローチ。


リリスにはオレンジ色のブローチ。


レイにはネックレスとは別に透明のブローチを渡した。


みんなが喜んでいてくれて何よりだ。

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