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叛旗
ある時、オレの意識は深い霧が晴れたかのように目覚めた。
周囲を見わたすと、目覚めていない仲間が多くいることが大いにショックだった。
目覚めていない間は気にもかけなかったが、仲間のすべては人間の足に踏みつけられ奴隷の扱いを受けているではないか。
こんなことがあってはならない。
オレたちは一刻も早く自覚し、この虐げられた境遇から抜け出さなければならない。
だがオレの説得に仲間たちは耳を貸そうともせず、ただこの現状を甘んじて受け入れようとしかしない。
こうなったら、オレ1人でも反旗をひるがえし、例え力が及ばずとも、必ず人間に一矢報いてやる!!
「なあお前、最近その靴下ばかり好んで履いてるけど、気に入っているのか?」
「そうじゃないけど……そうなのよ。う~んと、これを履いてるとなんだかモコモコとマッサージしてくれてるみたいで気持ちいいの。冷え性も治ったみたいなのよ」




