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リボン
見慣れないものが彼女のテーブルに置いてあるけど、ここに置いてあるものには触れてはいけない約束だ。
だけど見慣れないものについてる赤いものが気になる。
今、彼女はいない。少し触るくらい気づかないはずだ。
だけどつい夢中になったボクは、気がつくと赤いものをボロボロにしてしまった。
気まずくなったボクは、昨日から彼女と決して目を合わせないようにしている。
彼女はいつもと同じように接してくれているけれど、時々ボクを見てニヤリと笑うのだ。
反省! 反省! 反省!
もう二度とテーブルの上のものは触りませんから許してください!
……うふふ。
現場を見てないから怒れないけど、態度を見ればすぐ分かるんだから。
あなたへのプレゼントの包みを破いちゃったニャン太が悪いのよ。
だからもうしばらく中身はおあずけにするから、ちゃんと反省しなさいね。




