31話 昔懐かし
投稿するのがめっちゃ遅れてごめんなさい!!m(_ _)m
文字入力している際、ミスして今まで記入していたのが全部パーになってしまったんです!
急いで入力したため短いうえに誤字・脱字があるかもなので、あったら教えてください!
「本当にあのエキューラ様なのですか!?」
「え?あ、うん。そうだけ――ど〜!?」
そう肯定すると、さらに興奮したのか目の前まで近づいてきた。
「あの!サインを下さい!」
「い、いきなりどうしたんですか?」
「だって!あのエキューラ様なのでしょう!」
「い、一旦落ち着いてください。ね?」
我に返ったのか、俺から離れていった。別に、もっと近くにいて欲しかっただなんて思ってないんだからね!
「す、すみません…少し取り乱しちゃいました」
「あはは、大丈夫ですよ。それより、なんでそんなに興奮してるのですか?」
銅像が建っているだけじゃここまでにはならないだろう。きっと何か他に原因があるはずだ。
「知らないんですか?ドラゴンが襲ってきた時にこの国にいた吟遊詩人が、エキューラ様の歌を作って各地で広めているんですよ?」
「そうなの!?」
初耳である。
「はい!曰く、たった一太刀でドラゴンの首を切り飛ばす程の強さを持ちながらも慢心することなく、国からの報酬金を受け取らなかった人間の鏡。だそうです」
おぉぅ。マジか…。いや、お金は受け取ってないけど剣は貰ったよ?あと魔法学園の推薦とかさ。
「そんなエキューラ様に憧れてる人はかなり多いんですよ!もちろん私も!」
「あ、あはは…そうなんですね」
あ〜、もう帰りてぇ……
「そういう訳で、サイン下さい!エキューラ様!」
「あ、ワシのぶんもな」
「いや、なぜメルトさんも…」
「もちろん客よ――ゲフンゲフン。ワシもお主を気に入ってての〜」
今この人絶対客寄せって言おうとした!
「はぁ…レアリィさんは助けてもらいましたし別にいいですけど、メルトさんには少し条件があります」
「ふむ、それはなんじゃ?」
「もし魔法の効果を消す。みたいなスキルの書を仕入れたら私に買わせてください」
「まぁ、買ってくれるならばいいじゃろう」
了承してもらったので、2人に俺のサインを書いて渡す。ひとつ2億円なんだからな!?無くすなよ!?
「それじゃあ、私はもう行きますね。ここにこれ以上いると騒ぎが大きくなる気がするので」
「分かりました!ありがとうございます!」
「また来るんじゃぞ」
そうして俺はラバスニを出た。
「いやぁ、懐かしいな」
現在、俺はフレカ村の門の前に来ている。
「む?おお!エキューラではないか!」
「げっ…フィックさん」
振り向くと、そこには昔懐かしフィックさんがいた。
「なんだ?俺が恋しくなったのか?仕方ないやつよの〜エキューラは」
「ちょっとキモいんでやめてもらえますか?」
「心からの言葉だと!?せめて冗談であって欲しかったのだが!」
「はぁ。なんで私の正体に気付いているのにそんなことを言い続けるんですか?」
「あぁ、エキューラの性別のことか?」
無言で頷く俺。なんせ、相手は心が読める。もしかしたら最初に出会った時点で気付かれていたかもな。
「エキューラはエキューラであろう?それ以上でも、それ以下でもない。お主がたとえ男の心を持っていても、お主はエキューラだ」
「ちょっと何言ってるか分からないんですが」
「まぁ、いつか分かる時が来るであろう。それより、エキューラは何故ここにいるのだ?学校はどうした」
「あぁ、実は・・・」
俺は、大会で起こったことを話す。
「まぁ、そういう訳で私は今停学中なんですよ」
「なるほどな。聞いたところ、エキューラは悪くないように聞こえるが?」
「やりすぎたんでしょうね。でも、狂戦士を使わなかったら私はきっと殺されていた」
「ふむ。納得いかないな」
「決まったことですし、甘んじて受け入れますよ。それより、なんでフィックさんはここに?」
「ん?あぁ、俺は見回りをしていたのだ。暇だったのでな」
「そうだったんですか。お疲れ様です」
その後、俺はフィックさんと一緒に村に入り、久しぶりに会った村長のリアンさんにこれでもか〜!?というほど感謝をされ、村の資金にと大金貨を3枚渡したら泣かれてしまった。その際、リアンさんが「これでエキューラの銅像を建てて観光名所にしよう!」とか言っていたのはきっと気のせいだろう。
その後はやる事が無くなったので、ファイズに戻る事にした。
エアロウィングで飛んでる最中、後ろからフィックさんが近づいてきていたため範囲氷結で撃ち落としたのはまた別の話。
みでぐれでありがどうございばずぅ( ᵒ̴̶̷̥́ ^ ᵒ̴̶̷̣̥̀ )
ふぅ。もう後書きに書くこと無くなってきたな……もうちょっとでバレンタインデーですね。はぁ。この世のリア充全員豆腐の角に頭ぶつけねぇかなぁ(切実)




