表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

26/54

26話 ドS疑惑

今回は結構急いで書いたやつだから、結構短いです。ご了承ください!

誤字・脱字があったら教えてください!

ここはとある洞窟。

別名、魔物の巣。

この洞窟は魔物がたくさん出現し、時々冒険者がここに来てある程度魔物を倒す。でなければ洞窟から魔物が溢れ出て来てしまうからだ。

まぁ、いわゆるダンジョンみたいなやつだ。

そんな洞窟に俺達はいた。

「ヒスリー、後ろから来てるよ!サラさんも!」

「ちょっと、厳しすぎ、ない!?」

「もっと簡単なやつは、ないの!?」

「サラさん。簡単に強くなれる方法があったらこの世は魔物に怯える必要はないんだよ」

「そんな事分かってるわよ!」

じゃあなんで聞いたんだよ。

現在俺達はその洞窟にLv上げに来ている。

まぁ特訓メニューが何も思いつかなかったからLv上げしてれば強くなるでしょっていう凄い適当な理由で来ている。

ある程度の敵ならプレイヤースキルが無くてもゴリ押しで倒せるしな。

「よ〜し一旦休憩。お疲れ様でした」

「はぁ、もうヘトヘトだよ…」

ペタンと地面に座るヒスリー。まぁ、それはそうだろうな。ずっと魔法使ってるんだし、そろそろMPが切れるだろう。

「はい、これ」

青い液体の入ったビンを2人に渡す

「うげぇ、マジックポーションだ…」

「え?マジックポーションって?」

「サラ知らないの?マジックポーションはすっごい不味いんだよ?」

え?そうなの?

「え〜…そうなの?キューラ」

俺も初耳である。

「うん、そうらしいね」

誤魔化しとこう、うん。師匠の威厳を保たなければ!

「うへぇ…自然回復で良くない?」

MPの自然回復は、1分で最大MPの約1%しか回復しない計算なので(エキューラ調べ)とても効率が悪い。それに対しマジックポーションはMP200の固定回復なので、Lvがまだ低い間はずっと飲ませるつもりだ。

「ダメ。飲みなさい」

「「はーい…」」

しぶしぶとマジックポーションを飲みはじめたと思ったら、すぐに顔をしかめる2人。

ホントに不味そうだな…

実はこれ、MPが回復するよ〜って言われて購入してみたものなので、俺は飲んだことは無い。うん、一生飲まねぇ。

「ゲホッ!ゲホッ!まっずー!」

「サラさん。今思ってることを一言で」

「もう二度と飲まない」

「残念!Lvが低い間は飲ませます!」

「「鬼!悪魔!人でなし!」」

「なんとでもいえばいい!ただし!飲ませるということに変わりはない!」

「「ファイアーボール!」」

アイスバレット!

2人して魔法を撃って来たのでアイスバレットで相殺してやる。

「ほらほら、そんなに物音立ててもいいのかな?魔物が来るよ?」

ほら、たくさん来た。

ゴブリンやらスライムやらコボルトやら。

その数20はいる。

「あ〜もう!キューラのせいだからね!」

「ヒスリー。それは絶対違う」

「キューラ!後で覚えときなさいよ!」

「サラさん。ごめん、もう忘れちゃった!私何を覚えとけって言われたんだっけなー?」

「あ〜もう!後で絶対に殺してやる!」

「はいはいそうだね。ほら、やるよ」



「はぁ、はぁ。もう無理…」

バタンとうつ伏せで倒れるヒスリー。

「キューラ、後で、殺す」

「はいはい。じゃあ今日のところは帰ろうか」

そう言って2人を起こそうとした時の事だった。

「うわぁぁぁ!」

今いる部屋より奥の方から悲鳴が聞こえた。

「っ!なんだ!?」

その悲鳴がした方向へと走る。

「あ!置いてかないでよキューら〜!」

後ろからなにか聞こえたが、まぁ今はどうでもいい。それより今の悲鳴。どこから聞こえたものだ?

スキル:探知を使い探してみる。

ここは弱い魔物しか出ないから、負けることはほとんどないはずだ。一際大きい魔力を持っているやつか、魔物が大量にいる場所があるはずだ!

「あった!」

探知に反応があり、デスベアーくらいのでかさの魔力反応があった。

コイツで間違いないはずだ!

反応があった部屋へと向かう。


「見つけた!

その部屋にたどり着くと、とても巨大な蛇のような奴がいた。そいつの周りには3人の倒れている人と、そいつと戦っている1人の男性がいた。

「っ!?きみ!早くここから逃げ・・・」

「あぶない!」

その男性がこちらに注意を向けた瞬間、そのヘビは尻尾で男性を薙ぎ払った。

ドガッ!と音をたてて男性は壁に激突し、動かなくなった。

ヘビは俺に向き直り、シャァァ!と威嚇をしてきた。

こいつを倒さなければ、この人達はきっとこいつに食べられてしまうだろう…

「いいぜ?かかってこい!」

ヘビは先程と同じように尻尾で薙ぎ払ってきたが、黒炎刀を使い尻尾を切り飛ばす。

このまま首を狙い跳ぼうとしたが、ヘビは口を開けて俺に迫ってきた。

「嘘だろ!?」

何とか回避し、ヘビは壁に激突する。少しはダメージが入ったかと期待するが、ヘビは何事も無かったかのようにこちらを見ているため、ダメージは入ってないみたいだ。

「こいつ、痛みを感じないのか?」

また突撃してきたためそれを躱し、そのヘビはまた壁に激突する。

これを繰り返してると、そのうち部屋が壊れちまうな…そうなったら、俺は大丈夫かもしれないがこの人達は多分…

どうやら早めに倒すしかないみたいだな!

また突撃してきたヘビ。俺はその場を動かなかった。

まだだ……まだ…・・・今だ!

天井ぎりぎりまで跳躍をし、黒炎刀を使う。

落下する勢いに任せ、黒い炎を纏った剣を下に突き出す。

すると、タイミングよく突撃中のヘビの頭に剣が突き刺さり、ギシャァァ!と声を上げ倒れるヘビ。

そのヘビはもう、動かなくなっていた。

ふぅ、危なかったー!

少しでもタイミングがズレていると俺はヘビに丸呑みにされていただろう。

いやはや、無事で何よりだ!

「あ、いた!って何そのヘビ!?」

声がした方向を見ると、そこにはヒスリーとサラさんがいた。

「まぁ、ちょっとあってね」

俺は何があったかを説明する。

「なるほど?つまり、悲鳴がしたとこに向かったらそのヘビと倒れてる人達がいたってこと?」

「うん。そういうこと」

サラさんが簡単にまとめてくれた。ヒスリーはよくわかっていなかったみたいだから助かるぜ!

「それで、この人達はどうするの?」

サラさんがそう聞いてくるが、実は何も考えてない。

俺は計画性ってのを身につけた方がいいかもしれないな…

この洞窟はファイズからは遠くないから門限までには帰れるだろうということで、この人達が目覚めるのを待つことにした。

僕は〜、ヘビが〜、あまり〜、好きでは〜、ないで〜す(ˊᗜˋ)

↑書くことがなかった中、必死に書いたやつ

みでぐれでありがどうございばずぅ( ᵒ̴̶̷̥́ ^ ᵒ̴̶̷̣̥̀ )

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ