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Grip!  作者: Grip!
@2 僕の闘い
8/19

#8 友

さとし、沈む。




ペアが続行不能だから、不戦敗だ。ちきしょう。




さっきの「あぷっ」と転んだ彼のラケットを持ってみたら、すごく軽かった。「XFL」と持ち手「グリップ」の近くに書いてあったっけ。あれは、重さを表すようだ。


さて、これからどうしようか…




僕が後衛なら、ペアは前衛。W後衛という手もある。

だが、潰されたらそれで終わりだ。格闘で潰れるな、と祈るしかない。


僕が前衛なら、ペアは後衛。

だが、ラリーの続かない後衛なら、点を失うばかりだ。




W前衛なら…!


守りつつ、戦える。

レシーブ以外なら、ノーバウンドでボールを返してもいい。


ただ、高いボールを返すとき、どうしても下がる。前衛を守れない。

そこは連携でなんとかするか?




「よっ」


先の試合で、僕がブローで沈めた前衛が声をかけてきた。


『さっきはごめん ゆうと。腹大丈夫か?』

「平気。ジャンプしまくったら治ったぜ」

『そ、そっか』

「それよりすげーよ、あのパンチ!」

『ブローのこと?』

「そ。今まで見たことも受けたこともなかった」

『ボクシングで習ったんだ』

「おれもやろうかな」


ここでハッとした。ペアも一緒に特訓すればいいじゃんか。

そのためには、ペアを固定しなければ


『なあ』

「?」

『僕ら、しばらくペア組まない?レギュラーとかなら、変わらず組めるでしょ。それに、いろいろボクシングの事おしえたげる』

「いいぞ。今日のお前の試合の様子なら、誰も文句言わないと思うぜ」

『よし決まりね!』




だが、大事な事にまだ気が付かなかった。

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