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Grip!  作者: Grip!
@1 ぼくの始まり
4/19

#4 決意

さて今日は、練習試合だ。

傷が開くので、ぼくの出番は、今日はなし。

空気がよめないということで、審判もしない。

退屈だあ。ぼくならこのなかで「ソフトテニスがうまい」自信がある。


そう、ただの「ソフトテニス」ならね。

だけど、この「ソフトテニスのようなスポーツ」は強くないらしい。




あの無法地帯は、うち だけではなかったようだ。


よそ とやる練習試合でも、ラフプレーが当然のように横行している。

審判はもちろん無言。顧問や監督の先生もだ。

なんでだ。


昼休憩で、ちょっとなかよくなったタメと話す。

『なんでみんな何もいわないの』

「それがあたりまえだからだよ」

なんじゃそりゃ。




練習試合も終わり、家で めい とテレビでユーチューブを見る。

「天皇杯」と言われる試合や、全国大会の動画があったから、見てみた。


審判が多い。

コートのラインごとに、審判がいるではないか。


めい「普通のテニスとあまりかわんないね。これで、あんなぼろぼろになるなんて。松岡修造でもいるの?」

『いたみたいだね』

めい「熱くなりすぎて死なないでね」

『意味わかんない』




もう、とっくに熱くなってるよ。

全国で、まともにソフトテニスで勝ち上がるには、

まずこの地域の「ソフトテニスのような総合格闘技」で勝ち上がらなきゃいけない。

まだ入院してる、ゆうき のためにも、勝って勝って一番になってやる。空気を読まなくてもいいようにね。


「僕」は、絶対に勝ち上がってやる。

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