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横田さんの恋愛奮闘記  作者: 伊佐波瑞樹
8/25

勉強

そんな休み時間が終わり今はSHRの時間、本日は課題として出されたプリントの問題を全問正解した生徒から下校していいことになっている。

お世辞にも私は頭があまりよくない、いや成績は中ぐらいだけどね!!

しかし今挑んでいる問題は難しくなかなか正解にたどりつけない。すると教壇のほうから担任の声が聞こえた。


「大久保合格、早いな」

「ありがとうございます」

「このあと用事がないならわからない奴に教えてやってくれ」

「わかりました」


どうやら大久保君は終わったらしい、プリント配れて15分くらいかな?

凄いなー

と私が感心していると隣にいる真理ちゃんが声をあげた。


「大久保君!!私達に教えてくれないかな!?」

「ま、真理ちゃんっ!?」

「‥‥いいよ」


真理ちゃんの声に大久保君は少し考える素振りを見せてから了承してくれた。

大久保君は私達の席に椅子を持ってきた。すると真理ちゃんが


「大久保君ありがとう!!いやー助かるよ、あ!!なつの横に椅子置いて座って!!」

「了解、横田さん隣失礼してもいい?」

「ひゃ、ひゃい!!」

「ひゃい?」

「あっ、ど、どうぞ!!」

「では失礼します」


やばいやばいやばいやばいやばい!!!!!!

大久保君が私の横に座ってるよ!!

わ、私大丈夫かな!?汗臭くないかな!!

てか大久保君のほうからほのかにいい匂いがするんですけど!!?

柔軟剤かな?


「‥‥たさん‥?」


どうしよ!!

なに話したらいいかわからないよ!!


「横田さん?」

「へ?」


声をかけられて横を向けば大久保君の顔が近くにあり私の頭の中は真っ白になった‥



☆☆☆


あちゃ~

刺激が強かったかな?

まぁ好きな人が隣にいたら緊張するだろうけどこれはやばいな~


私は今目の前で固まる親友とそれを不思議そうにみている大久保君を見ている。


やっぱりパン屋で会わせるより先にこうしてよかった‥


そう、今朝私は大久保君と彼の親友森原君が毎朝登校前によるパン屋で彼らを待ち伏せしたのだ。

なぜなつを連れて行かなかったのかと言うと、まぁいきなりなつと大久保君を二人きりにしたらなつの心臓が持たないと思ったのだ。


大久保君の親友森原君はSSクラスの生徒

SSクラスの校舎は第3校舎私達は第1校舎で校門を入ってすぐにわかれる。

今朝は部活もなかった為私は大久保君と教室まで来たわけだが、ぶっちゃけ話題がない!!

だから話が途切れると沈黙な空気が流れてとてもいられないのだ。

教室につくと大久保君は挨拶そこそこに自分の席に行くし、あまり大久保君の情報は得られなかった。


と、考えている場合じゃないないか

私は持っていたペンてなつの脇腹を指した。


「ひゃっ!!?」


なつは体を揺らした、どうやら無事に意識を戻せたらしい。


☆☆☆


「ひゃっ!!?」


真理ちゃんに脇をつつかれ意識を戻した私が見たのは困惑している大久保君の顔だった。


「ご、ごめんなさい!!ぼーとしてたみたい」

「そう?大丈夫?」

「う、うん!!大丈夫です!!」

「ならよかった、それじゃどこがわからない?」

「えーと…」


よ、よし、なんと会話できた!!このまま行けば大久保君と話せる!!がんばれ私!!


「横田さーん!!」


気合いを入れて挑もうとする私にまたあの男、島中遼が話しかけてきた。

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