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横田さんの恋愛奮闘記  作者: 伊佐波瑞樹
17/25

女子トーク

「んー空気が気持ちー!!」


というわけで牧場に到着した私たちは各々テントを張り、今は自由時間です。

私と真理ちゃん、そして同じ班の凛ちゃんは近くの原っぱに座って女子トーク中です。


「しかしなつが好きなのが大久保君とはねー」

「なによー」

「いや、てっきり柏木や成田とかにいくのかと」

「えー、あの辺はキラキラというかギラギラしていやだなー、そうゆう凛ちゃんはどうなの?」

「私?んー、同じクラス限定なら板倉かな?」

「えっ?以外!!」


とこんな感じで恋ばなをしている私と凛ちゃんを真理ちゃんは暖かく見守ってくれています。

すると真理ちゃんが急に小声で


「なつ、来たわよ」

「へ?」


私が真理ちゃんのいう方を見ると


「横田さーん!!せっかく同じ班になったんだから親睦を深めよー!!」


奴こと島中達がやってきた。

私は心の中で叫んだ


チェーーーンジ!!!!!!!


島中達は勝手に私達の近くに座ると話始めた。


「さっきさー向こうにある川見てきたんだけど‥‥」


と興味の欠片もわかない話題をふられどうしようか助けを求めようと真理ちゃん凛ちゃんの方を見ると二人にもそれぞれついてマンツーマンでの会話がスタートしていた。


なにこの連携!?

気持ち悪い‥


私は島中の話を我慢して聞いていると真理ちゃんが急に立ち上がり、


「ごめーん、ちょっとお手洗いに行ってくるね!!なつ、凛も行く?」


真理ちゃんが出した助け船に私と凛ちゃんは


「「行く!!!!」」


と声を揃えて立ち上がった。

そしてトイレに向かって歩いていく。

しばらく歩いて凛ちゃんが口を開いた。


「真理、助かったよ」

「うんうん!!真理ちゃんありがとう!!」

「さすがに我慢の限界だったからね」


私達はストレスを吐き出すように話ながら歩く。

少しするとこのあと飯盒炊飯をする場所にたどり着いた。

ここには水道や釜戸などがあり、ほかにもみんなで釜戸を囲うように食べるベンチなんかもあった。私は回りを見ながらこのあとまたあの三人の相手をしなくてはならないことにげんなりしていると奥のベンチに寝そべっている人影を発見した。

それは私の王子様こと大久保君だった。

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