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王都へ拉致

「ただいま!」


空間移動でギルドマスターの部屋に戻ってきました。


「シ、シロ無事だったのね。


貴女が向かったほうから恐ろしい気配がしたから不安だったのよ!


あと少し遅く帰ってきたら捜索隊が編成されるところだったわ」


メアリーが凄く心配してくれたのが伝わります。


「膝に抱えて頭を撫でないて欲しいです」


「シロ。何があったか説明していただけますか?なんせ後続は全滅しているので」


「まず今回オーガキングだと推定されていた魔物は、別のSSランクモンスター<バロール>でした。

おそらくはユニークモンスターでしょう」


「SSランクですか。

本当に討伐していただき感謝してもしたりません。

おそらくSSSランクの称号が与えられるはずです。楽しみにしておいてくださいね」


暗に逃げんなって言われてる気がする。


「了解です」


「それじゃあ行こうか王城へ」


「へ?」



「ドナドナド〜ナ私が揺れる♫」


「シロ殿。その歌はなんですか?」


「いや、なんか歌わないといけない気がしまして」


「はぁ、そうですか。あと半分です

頑張ってくたさい」


今やっと王都への道のりの半分がおわったらしい。


本当どうしてこんなことに


座標移動したい。




ということで着いたぜ!王都!


王都は、王城を中心にバームクーヘンのように同心円状に広がっている。増築を繰り返したせいらしい。


そのおかけで城壁が何枚もあるそのため防衛力自体は高いらしい。


中心に近いほど国の運営に必要な施設が揃っている。


この国の貴族は一部を除いて、『高貴なる者の義務』だったか?を実行していると聞いている。


詳しくは覚えていないが、偉そうにしてんだから下々の面倒見やがれ

って事だった気がしてる。


大きな門をくぐり城下町へはいりました。活気にあふれていていい街です。


降りて散策してみたいですね。



止まる事なく馬車は王城へ向かっていく


城に入り馬車を降り城に入ると応接室だと思われる部屋に通された。


どうやら少しここで待つらしい


「しかし、いい部屋だね」


しっかりと装飾はなされているが下品ではなく

一つ一つがかなり高級な素材で作られており


見る人がみれば容易にこの国の豊かさを理解できる作りになっている。


「そう言ってもらえると嬉しいよ。シロ殿」


どうやら扉から誰か入ってきたようだ。

あれ?どっかで見た気がする。


って、王様じゃないっけ


私は、慌てて立ち上がり『礼節』の技能(アビリティ)を使い最高位の礼をする。


「お、王様。何故このようなところにi「ダァー。やめろ!俺は堅苦しいのが嫌いなんだ。


そんなかしこまられたらここに来た意味がない」


「そ、そうですか」


「ああ、そうだ


さて、お前さんに与えられる爵位だが名誉子爵に落ち着きそうだ。さすがに領地はダメだった」


「かなり大きい褒賞のような気がするのですが?」


「なあに簡単な事だ。どこの国もお前さんみたいなSSSランク冒険者、っていう一騎当千の人間とは仲良くしたいのさ」


「なるほど。では一つ忠告をしましょう。


私は身内に手を出されるのが大嫌いです。


それこそ相手を見つけ出し後悔させてやるまで止まるつもりなどありません。


その事だけは夢夢お忘れなきように」


「分かったよ。なるべく強引なデートのお誘いは遠慮してもらうように通達しておこう。


それでも、強引に来るようなら殺っちやっていいぞ。

俺の国に、謀反の意思あり、って事だろうしな」


「なかなか、言いますね。

これで膿を消せるんですからこっちにもなんか旨味くださいね」


「お前さん、そんな成りしといてよく

言うぜ。

見た目通りの年齢じゃねーだろ」


「あらあら、レディに歳を尋ねるのはマナー違反でしてよ」


「おっと、そうだったな」


ワハハハハハハハ、と二人で笑いながら談笑をしていた。


「王様、貴方とは仲良くしていけそう

ですよ」


「それは良かったぜ。じゃあな外まで外にいるやつに送ってもらえ。


あと、ほれ」


「この箱は?」


「中に貴族の証である懐中時計が入ってる。


関所なんかを超えるときはそれを使いな

おっと、それじゃ時間みたいだ」


そう言って王様は部屋から出て行った。


「あ、名前聞きそびれた」


そのあと、部屋の外に立っていたメイドさんに案内を頼んで城外まで送ってもらった。





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