表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/7

無道戦術〜〜戦地崩壊(共鳴共振)

無道戦術・地崩壊(共鳴)理論

――軍事構造を崩壊させる。


1:前提

目の前の軍は「地面の上に立つ構造体」である

軍事組織は抽象概念ではない。

陸軍は 地面・床・足場 の上に存在する。

具体的には:

隊列を保つための地面

法台・陣・車両の設置基盤

兵士の姿勢・重心・踏ん張り

移動・交代・再配置の足場

安定しているという“感覚”

これらはすべて 地盤条件に依存している。

陸軍は、地面が「安定している」と信じ機能する。

2:地盤共鳴崩壊とは何か

地盤にも 固有周期 がある。

地層の厚み

地下空洞

人工構造物(舗装・地下施設・配管)

重量物の配置(兵・法・装備)

これらが組み合わさることで、

「揺れやすい周波数帯」 が必ず存在する。

規則と秩序に統率された軍なら周波は読みやすい


【共鳴崩壊】

小さな振動が地盤の固有周期と一致し、

揺れが減衰せず増幅する現象。

重要なのは:

弱く、一定で、止まらない刺激が危険

薔薇の橋と同じく、耐えられる設計ほど共鳴に弱い。

3:無道戦術(足場共鳴)=立脚点の否定

この無道戦術は、

敵を倒すだけでなく 「立てなくする」。

手順は極めて単純

正面攻撃をしない

地面に継続的な微振動を与える

振動の周期を一定に保つ

止めない

4:草薙の「風」の正体

この時の風は破壊風ではない。

人を吹き飛ばさない

建物を倒さない

だが共振と 共鳴を引き起こす

具体的効果:

砂利・瓦礫・舗装の微振動

地面から伝わる低周波音

装備と地面の共振

立位保持筋の疲労加速

兵士はこう感じる:

「地面が不安定だ」

「踏ん張りが効かない」

「理由は分からないが、変だ」

士気崩壊の第一段階。

5:自壊プロセス

フェーズ1:違和感

足裏がズレる

姿勢が微妙に崩れる

集中力が削がれる

―― 異常とは思わない。

フェーズ2:隊形崩れ

隊列が揃わない

法台の微調整が増える

陣の位置ズレ

地面に依存した構造が歪む。

フェーズ3:共鳴増幅

振動が止まらない

揺れが重なり合う

転倒・滑落が発生


フェーズ4:足場崩壊

自発的な後退

無意味な再配置

重装部隊ほど動けなくなる

継戦不能


敵を倒す

陣を破る

戦力を削る

無道戦術(崩壊)はこれに付随して

戦う条件そのものを奪う

防御も攻撃も成立しない

「立って戦う」という前提を否定する。


―無道戦術。

共鳴共振

挿絵(By みてみん)

世界、人物、引用、元ネタ、テキスト等【引用、参考文献等】

blog

https://as-game.net/

cien(全年齢)

https://ci-en.net/creator/11836

pixiv

https://www.pixiv.net/users/291714

https://www.pixiv.net/users/86840261

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ