無道戦術〜情報戦〜
戦争は、情報戦でもある。
無道戦術はその理を理を解していた。
無道戦術:情報断絶
― 情報は、戦闘が始まる前から勝敗をさゆうする ―
戦争は、情報の有無で始まり
情報の断絶で左右される
無道戦術の柱の一つは「情報」だ
情報を操作し、敵そのものを操作する
◎:戦いは接敵前から始まっている
敵が視認する前に、
敵が判断する前に、
戦局は静かに傾いている。
草薙は――
戦闘開始前から 事実と認識を切り離す。
伝令の消失
音と視界の攪乱
情報源の矛盾
誤報の拡散
それらは
「敵が自分の判断を疑い始める」ための布石。
疑念は毒。
一度芽生えれば、判断能力を蝕んでいく。
◎情報工作者 ─ 蒼生軍の女戦闘員、くノ一たち
草薙配下には、
情報操作・潜入・監視撹乱に長けた美女達が存在する
認識阻害を行う女戦闘員
潜入情報操作を担うくノ一
撹乱、籠絡を行う美女。
敵を乱す。
勝利を支える一助となる。
■3:敵軍の変質プロセス
情報断絶が起こす崩壊は、物理ではなく“認識”だ。
◎情報欠損
→ 敵の状況が分からない
◎情報誤認
→間違った命令が下る
◎情報拒絶
→ 味方同士が敵になる
◎意志崩壊
→ 戦わずに戦争が終わる
情報を乱せば、敵は乱れる。
その乱れは勝利を引き寄せる一因となる。




